最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?
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■就寝時の成長ホルモンで、300キロカロリー消費も!

 

「眠っているときに分泌される成長ホルモンには、アンチエイジング効果を促すはたらきがあります。1日に300キロカロリー、ご飯約1膳半分のエネルギーを燃やしてくれるため、私はこれを“やせホルモン”と呼んでいます」

 

ところが寝不足になると、このホルモンの分泌が抑制され、消費されるカロリーは100キロカロリーほどに減少してしまう。

 

「その差は200キロカロリー。脂肪1キロが7200キロカロリーなので、1カ月強で体重1キロの差が生じる計算になります」

 

そして、睡眠はいったいどのくらいとるのがもっとも効果的なのか。前出の大西さんはこう考える。

 

「’04年に米国国立精神衛生研究所が発表した、約500人を13年間追跡調査した結果によると、睡眠時間が6時間未満の人は、それ以上の睡眠時間の人に比べ、BMI値が高くなる可能性が7.5倍にもなるとわかりました。さらに、ハーバード大学が’06年に発表した研究では、睡眠が7時間の人に比べ、5時間以下の人は平均で2.47キロ、6時間以下の人は1.23キロも体重が増加、という結果に。これらを総合的に考えて、睡眠時間が6時間未満で太る、7時間あれば太らない、という見方ができるのではないでしょうか」

 

■覚醒作用があるため寝酒は控えること

 

7時間睡眠を目安にしつつ、その質を高めるために覚えておきたいのが、前出の左藤さんが提唱する「3・3・7睡眠法」だ。

 

【3】夜中の「3時」には眠っている

「最初の『3』は、夜中の3時には深く眠っているようにすること。やせホルモンがもっとも分泌されるのは夜10時から午前3時といわれますが、現在のライフスタイルで10時就寝は難しいので、夜中3時を基準にしてもいいでしょう」

 

【3】眠りはじめの「3時間」はぐっすり眠る

「次の『3』は、眠りはじめの3時間はぐっすり寝ること。この間がもっとも眠りが深く、成長ホルモンも分泌されます。以上のことから、0時前後までには就寝するように心がけたいですね」

 

【7】1日トータルで「7時間」睡眠を目指す

「そして最後の『7』は、トータルで7時間寝ること。ただし、50代になると、睡眠時間が短くなる傾向があります。『寝なければ、明日がつらい』とプレッシャーに感じると、余計に眠れません。日中に眠いと思ったら、午後3時までに20~30分昼寝をするのがおすすめです。夜の眠りへの影響もなく、リフレッシュできます」

 

また“寝酒”が習慣化している人も要注意。アルコールは睡眠導入の効果があると同時に、肝臓で分解されたときに発生するアセトアルデヒドに覚醒作用があるためだ。

 

目覚めもおなかまわりもスッキリさせるために、日々の適切な睡眠を大切にしよう。

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