発がんの可能性ある食品添加物5 ハム、ガム、エナジードリンクにも
画像を見る 何気ない食べ物にリスクが潜む(写真:PIXTA)

 

■食べてはいけない食品添加物

 

<亜硝酸Na>

理由:毒性が強く、肉や魚卵に含まれるアミンと結合すると、発がん性を持つニトロソアミン類に変化
おもに含まれる食品:ハム・ベーコンなどの加工肉、明太子・たらこなど

 

<タール色素>赤色102号、黄色4号、青色1号など12品目

理由:12品目すべてが、動物実験の結果や化学構造から発がん性の疑いあり
おもに含まれる食品:福神漬け・紅しょうが、たくあん、グリンピース缶など

 

<防カビ剤全般>OPP、OPP-Naなど

理由:OPPやOPPナトリウムの発がん性は、動物実験で確認済み
おもに含まれる食品:グレープフルーツ、レモン、オレンジなど

 

<人工甘味料>アスパルテーム、アセルスファムK、スクラロース、サッカリンNa

理由: アスパルテームは、脳腫瘍を起こす可能性や、白血病やリンパ腫を起こすなどの指摘もされている
おもに含まれる食品: ガム、ダイエット飲料、缶コーヒー、ダイエット甘味料など

 

<安息香酸Na>

理由:ラットに一定量を与える実験で、けいれんや尿失禁などを起こして死に至る強い毒性あり。発がん物質に変化することも
おもに含まれる食品: 炭酸飲料、栄養ドリンク、エナジードリンクなど

 

では、危険な添加物を私たちはどうしたら避けられるのだろう。

 

「パッケージ裏面の食品表示を確認してください。特に『発色剤(亜硝酸Na)』など用途名と物質名の併記には注意が必要です。なかには(ビタミンC)など問題ないものもありますが、毒性の高い添加物が多いのです」(渡辺さん)

 

命を脅かすがんにならないよう、食品の安全性を見極めよう。

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