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1月に入り、インフルエンザA型の感染者数は減少しているものの、B型が増加傾向にあり、まだまだ油断ができない状況だ。

 

「新型コロナウイルスの流行で、隔離、リモート生活を経験して以来、今の人たちは他人との接触が少なくなったぶん、ウイルスに対する耐性が弱くなって、風邪をひきやすくなっているように感じます」

 

こう話すのは秋津医院院長の秋津壽男先生だ。

 

新型コロナが感染症に分類された’23年ごろから、インフルエンザ、新型コロナウイルス、マイコプラズマ肺炎など、さまざまなウイルスが季節に関係なく通年で流行している。

 

とくに中高年になると免疫力が低下し始め、これらのウイルスに感染しやすく風邪もひきやすい。しかし、中高年こそ、風邪をひいたときの初期の対応やふだんからの生活習慣によって、予後が大きく変わってくる可能性があると秋津先生は言う。

 

「高熱など明らかに休養が必要な症状が出ると、ふつうは仕事や家事を休みますよね。しかし、咳だけとか熱が出ない軽い症状の場合、つい無理をしがちです。若いころはそれで乗り切れたとしても、中高年になると、ズルズルと症状をひきずり、なかなか改善しないまま悪化させてしまう危険性もあります」(秋津先生、以下同)

 

さらに、私たちが当たり前のように行っている予防習慣がアダになることもあるという。

 

「風邪予防のために、除菌作用のあるハンドソープや、うがい薬を使用する方も多いと思いますが、かえって本来いるべき常在菌まで死滅させてしまい免疫力を弱めてしまう可能性があります」

 

■風邪の症状に似た重篤な病も…

 

「『風邪は万病のもと』といわれるだけに、膠原病、肺炎、腎炎、膀胱炎など、風邪の初期と区別がつきにくいものが多くあります。つまり、風邪というくくりであっても、いろんな病気の可能性が潜んでいるといえるのです」

 

重篤な病気のサインを見逃さないためにも自己判断は禁物だ。風邪の症状の目安は1週間。それ以上たっても改善しない場合は、医療機関を受診しよう。

 

そこで、秋津先生による風邪をひかないための新常識をクイズ形式で紹介する。

 

入浴から睡眠法、下痢や発熱時の対処法など、知っているだけで風邪の治りも変わってくるはず。

 

ふだんから免疫力を高める生活習慣を心掛けて、ウイルスに負けない体を手に入れよう!

 

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