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「既婚男性が選ぶ不倫相手のパターンは2種類に分けられます。1つは男性が『都合が悪くなったら泡のごとく消えてほしい』と思う“人魚姫タイプ”。もう1つは男性に『結婚したい』と思わせてしまう“シンデレラタイプ”です。夫の浮気、不倫の場合、ほとんどの人が人魚姫タイプの女性を選んでいるので、離婚に至らないケースが多いのです」

 

こう語るのは、夫婦円満コンサルタントとして、これまで夫の不倫や浮気といった、夫婦トラブルの相談を3,000件以上受けてきた、「クオリティ・オブ・ライフ研究所」代表の中村はるみさん。じっさい、中村さんが夫の不倫発覚後に受ける相談で、夫、妻ともに離婚を望んでいるケースは少ないそうだ。

 

「夫の不倫が発覚したら、真っ先に怒りと裏切りの感情が先行するのは、妻の立場からすれば当然のことです。しかし経済的な問題などを理由に、本気で離婚をしたいと思っている人は少ないですね。この場合、不倫の原因は何だったのか、しっかり夫から聞くことです。必ず何らかの要因があるはずですから」

 

では「夫の不倫」に妻はどう向き合うべきか。中村さんはベストな対処法について、こうアドバイスする。

 

「最初から離婚することを決めている方であれば必要ありませんが、じっさいほとんどの妻たちが離婚したくないと思っています。その場合、逆にやってはいけないNGリストが5つあります」

 

(1)感情的になって、怒ること。

(2)離婚する気もないのに「離婚、離婚」とわめくこと。

(3)ずっと根に持つこと。

(4)親や友達に相談すること。

(5)何もしないで許すこと。

 

「1と2のように、感情的に怒って『離婚、離婚!』とわめくと、夫から『じゃあ離婚しよう』と言われたときに、じつは困ってしまうんです。離婚する気がないのであれば、相当なペナルティを与えて、夫を許す。そしてその後は根に持たないことです」

 

親や友達に相談することがよくないのは、なぜか?

 

「親に相談するとわが子がかわいいから、両家の親同士でグチャグチャになるケースがあるんです。友達の場合も、自分の都合のいいことしか言わないので、じつは当てにならないんです。さらにいちばんよくないのが、夫に対して何も追求しないこと。これでは夫がますます調子に乗るだけ。妻が黙っているだけでは夫婦関係の再構築などできません。これらの対処法では、夫と新たな生活を送ることは難しいでしょう」

 

“不倫夫”を許す場合、不貞を繰り返させないためにも、金銭、豪華旅行などなど、あなたが満足出来るペナルティを科すことをお忘れなく!

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