image

 

■明石家さんまも驚いた!

 

特番バラエティ『明石家さんまの転職DE天職』(2017年4月30日放送・日本テレビ系)で驚きの転職人生を披露しスタジオを沸かせたのが、市原ぞうの国(千葉県市原市)の園長・坂本小百合さんだ。坂本さんは柳楽優弥の主演で話題となった映画『星になった少年』(2005年・東宝)の原作者としても有名で、市原ぞうの国の“顔”といってもいい存在だ。

 

坂本さんは市原ぞうの国のほかに2つの動物施設を運営しており、誰もが認める敏腕女性園長だが、かつてはモデルとして一世を風靡した華やかなる経歴の持ち主でもある。

 

■人気モデル“明石リタ”の結婚・離婚・再婚

 

「高校を卒業後に『明石リタ』としてモデルデビューしました。当時はまだハーフのモデルが珍しい時代で、ありがたいことにあちこちからお仕事の声をかけてもらえた」(坂本さん/以下同)。

 

モデルとしての人気はうなぎのぼりで、近づいてくる男性も多かったとか。

 

「そんな中で、モデル仲間のOという男性と恋に落ち最初の結婚をしました。Oとの間には2人の子宝を授かることができたのですが…、夫婦仲が上手くいかなくなり離婚。その後も私はモデルとして働き続け、ある撮影現場で、白いテリアを連れてきた動物トレーナーの男性と出会います。この男性が私の二度目の結婚相手です」


■波乱万丈の末、現在は孫育てに奮闘!

 

再婚相手が代表を務める動物プロダクションをサポートするうちに、動物を扱う仕事と本格的に向き合うようになり、モデルから動物園の経営者になっていたという坂本さん。

 

「二度目の結婚では3人の子宝に恵まれたのですが、結局離婚し今に至ります。夫との縁は続きませんでしたが、身近に世話をした動物たちが私を支えてくれてここまでこられました。5人の子供たちもそれぞれ独立し、次男と次女は市原ぞうの国のスタッフとして私を支えてくれています」

 

坂本さんは現在でも自らの足で園内を回り動物の世話を率先して行う。そのパワーはどこから生まれるのだろうか?

 

「気づけば私は67歳で、悠々自適に暮らしたいなと思う時もありますよ(笑)。でも園には12頭のぞうをはじめ100種類近くの動物がいて、孫のようなスタッフ達と仕事をする日々です。なんと最近では本当に孫(娘さんのお子さん)を手元で面倒見ることに! 市原ぞうの国以外にも、高齢のぞうたちを自然の姿で生かす『勝浦ぞうの楽園』や、様々な動物と触れ合える『SAYURI WORLD』といった施設も運営していて…。休んでなんていられないんですよ」

 

70歳を目前にし、自伝『小百合物語』(光文社刊)もまとめたという坂本さん。新たなるチャレンジの連続が、坂本さんの若さとパワーの源のようだ。

 

【坂本さんの著書】

『小百合物語 ~続・星になった少年~』

価格:1,500円+税

出版社:光文社

発売日:2017年4月27日(木)

http://amzn.asia/iSUfJ1l

 

【坂本さんが園長を務める動物園】

市原ぞうの国 http://www.zounokuni.com/

関連カテゴリー: