ねこを飼っている人なら一度は思う「今、このコは何を考えているのか」。そんな、飼い主にとっての永遠のテーマに応えてくれる夢のようなシステムが開発された。
それが、動物の気持ちを知ることができるアニコールのウエアラブル端末「しらせるアム」。運動量センサーを内蔵した首輪をねこに装着し、収集した行動データなどをもとに解析したねこの気持ちや体調の変化をスマートフォンのアプリで表示するという。
さっそく、本誌ねこ記者・Tの愛猫、ピノコの首に「しらせるアム」を装着。アプリをダウンロードして連携し、いざ解析スタート。
8歳という年齢のせいか、活発に動いていた時間はほんの少しで、あとはほとんど静止&リラックス状態。しかし、食事評価では「食欲強め」と出てきて、かなりの食いしんぼうであることを再確認(笑)。
気持ちの面では「ルンルン」「リラックス」「遊んで」「うざい」の4種類の判定が出てきたのだが、「ルンルン」と「うざい」が強めに出たので、ピノコは気持ちの浮き沈みが激しいということかもしれない。
また、「遊んで」の数値が高かったのは猛反省。運動不足を解消するためにも、ちゃんと遊んで運動させてやらねば……と、大いに今後の付き合い方の参考になった。
現在、この端末を使用しているねこは約300匹とのことで、「カロリー消費機能が欲しい」「外出先からもわかるようにしてほしい」などの声があり、開発中とのこと。
今後は、心拍数や呼吸数を測れる装置が発売される予定もあり、ペットとの未来はさらに明るくなりそうニャのだった。