image

「ツバメが商売繁盛の鳥と呼ばれるのは、自分の巣の安全を考え、人の出入りの多い軒先を選んで営巣するからといわれます。人通りが多ければ売り場は繁盛、運気も上がる。だから億も出るはず」(宝くじ研究家・山口旦訓さん)

 

カンの鋭い野生の生き物だから、ツイている場所がわかるのか?それとも親切の恩返し?生き物を助けたら、億が出たという宝くじ売場が話題になっている。そんなことが本当にあるのだろうか?そこで、「生き物の恩返し」売り場を直撃!

 

「売り場は地元百貨店『井筒屋』の軒先にあるボックス。その軒の梁の部分にツバメが巣を作ったのは’07年4月のこと。『ツバメは福を呼ぶというから大当たりが出るかも』と販売員同士で話していたところ、本当にその年ドリーム2等1億円が出たんですよ」

 

そう話すのは山口県「山口井筒屋チャンスセンター」の田中茂之店長。以来、ツバメは毎年、売り場の上の巣に飛来するようになった。思いがけない事件が起きたのは’11年4月だった。

 

「その年も3羽の赤ちゃんが生まれ、元気に鳴いていたんですが、ある日の夕方、窓口に座っていた販売員の目の前に、カラスにでも襲われたのか、1羽の赤ちゃんが落っこちてきたんです。販売員があわてて外に出ると、赤ちゃんはケガをしている様子はありませんでした。巣から離れた赤ちゃんは生きていけないと聞いていた販売員は、親ツバメがそばにいないことを確認してから、巣に戻してあげたそうなんです」(田中店長)

 

幸いにもツバメの子は何事もなかったかのように、巣の中でほかの赤ちゃんと鳴きだした。驚くのはこれから。数日後のロト6で、なんと売り場から1等1億2,000万円が出たのだ。

 

「今年も4月にツバメがやってきました。その直後にカップルで来店された方が、スクラッチを5枚買って1等50万円当せん。まだまだツバメパワーは健在です」(田中店長)

 

ツバメ以外にも恩返しをしてくれた鳥がいる。サッカーくじBIG1等10億円が全国でただ1店2本出ていることでも有名な千葉県「ジョイフル本田千葉ニュータウン店」。売り場担当の飯塚昭さんが驚きのエピソードを明かす。

 

「いまから8年前の10月でした。売り場の近くで傷ついて飛べなくなった1羽のハトを見つけたんです。このままでは死んでしまうと思い、ハトを段ボール箱に入れ、急いで動物病院へ行くと『これはおそらく野良猫にやられたもの。大丈夫、治りますよ』と患部に薬を塗り、注射をしてくれました。『できれば飛べるようになるまで保護してあげて』と言われ、しばらく自宅でケージに入れて保護することにしました」(飯塚さん)

 

飯塚さんの奥さんがポッポと名付け、ハトは飯塚家の一員になった。

 

「忘れもしません。その翌週、10月21日抽せんのオータムジャンボで、売り場から1等前後賞2億円が出たんです」(飯塚さん)

 

蛇も財運の使いといわれ、縁起がいいとされるが、熊本県「錦サンロードシティチャンスセンター」は’93年10月オープン。その直前に隣接する神城神社に生きた白蛇が現れ、新聞にも紹介されるニュースになった。

 

「いまもその白蛇は神城神社に剥製として飾られています。そのパワーのおかげか、県南の山間の売り場にもかかわらず、これまでにジャンボの億が5本も出ています」(曽根良行店長)

 

あらためて宝くじ研究家の山口さんは「生き物の恩返し」をこう分析する。

 

「人は生き物を助けるといい心持ちになります。そうしたいい気持ちは必ず福を呼ぶ。これは売り場も買う側も同じ。ぜひなにか善行をしたと思ったら宝くじ売り場へ急げです」

関連タグ: