レバ刺し専用「こんにゃくレバー」ニラレバにして食べてみた
食中毒事故の影響でいまや、なかなか口にできなくなってしまった「レバ刺し」。そんな折、レバ刺しの見た目と味をそっくりに再現した「まんなんレバー」なる商品が話題になっている。その素材は「こんにゃく」だ。
このユニークな商品を開発したのは、香川県の「ハイスキー食品工業」。同社ではレバ刺しのほか、パスタにマグロの刺身、キャビアやイクラまで、こんにゃくで再現した商品を取り扱っている。
ところで、このまんなんレバー、ニラレバにしたらどんな味なのか? レバーを心から愛する、本誌取材班3人が実食した!
こんにゃくニラレバを作る前に、まずは「レバ刺し」として食べてみる。
「うまい! 口の中で溶ける感じも、本当のレバ刺しと変わらない」(記者A)
「レバー特有の生臭さがないので、本物が苦手な人でも食べられるかも」(記者B)
「これは、お店でも出せるレベルですね」(記者C)
さあ、それでは本日のメインディッシュ、ニラレバの登場だ! 調理してくれるのは、都内で飲食店を経営するプロの料理人。自慢の味付けで、レバー代わりのこんにゃくを炒める。すると……。
「火を通しても色が赤いままだから見た目が生々しい!これはちょっと…」(記者B)
「(ひと口食べて)レバーが軟らかすぎる!」(記者A)
「野菜は熱いままなのに、レバーがすぐに冷たくなるのがいただけないなあ」(記者C)
と、散々な結果になってしまった。やはりこのこんにゃく、レバ刺しとして食べるのがいちばんのおススメ、ということだ。
通常は業務用販売のみだが、個人でも同社のホームページ(http://www.haisky.co.jp/)を通じ、購入できる。レバ刺しが恋しいあなたには絶対にオススメです。ただし、火は通さないように!
取材/八木秀和
取材協力/ダイニングバー『YELL』東京都杉並区高円寺南4-27-15-303(TEL
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