食品を復活させるチョイ技(1)「変色したもやしに砂糖と酢」
そうそう、野菜の買い置きがあったはず……と思って冷蔵庫を見たら「あっ! しまった変色してる!!」ということはありませんか? ダメだ〜と諦める前に、野菜ソムリエの山本美智子さんが教える「食品を復活させるチョイ技」を試してみてください!
【もやしの復活】もやしがくた〜っとしていたら、砂糖と酢を少々入れた水に15分ほど漬けておきましょう。砂糖には吸水を早める作用があり、お酢には抗菌作用があるので、野菜の鮮度を蘇らせビタミンCを守る働きがあります。密閉容器で保存する場合は、毎日水を取り替えましょう。
【キャベツ・レタスの復活】しなしなになってしまったキャベツやレタスなどは、ぬるま湯に漬けて復活させましょう。温度は40度ぐらいがベスト。熱湯と水道水を半々に混ぜれば約40度になりますよ。ぬるま湯は野菜を活性化させるので、保存法としても使えます。
【ほうれん草などの葉物の復活】くたくたになったほうれん草や水菜などの葉物野菜は、砂糖を少量加えた水に根本を浸して10〜15分置くと葉がシャキッと復活します。すぐにシャキッとしない場合は、葉の部分も砂糖水に漬けるとしなびた葉っぱも元気になります。生で食べるときだけではなく、炒めたり煮たりするときも食感がアップしますよ。