「もともと渋谷の街は、東急資本の“コンサバ”の王道だった。ところが’70年代、西武グループの堤清二さんがパルコや西武百貨店を展開したことで、街に“サブカル”要素が生まれたというわけです」そう話すのは、渋谷・円山町にあるミニシアター「ユーロスペース」代表の堀越謙三さん。終戦の年に渋谷で生まれ、時代に伴走しながら街の変遷を眺めてきた。「’70年代は、便器を用いた芸術を世界に...

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