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「’14年に登場したLINE Pay(ラインペイ)は、銀行口座などとひもづけてお金をLINEのアカウント内にチャージすることで、スマホにお財布を作るように使えるサービスです。そのほかのスマホの決算サービスと比べて、LINE Payはサービスの種類が豊富で、使い方次第ではポイント還元率が高い。私はもう半年以上、ATMで現金を下ろしていませんね」

 

そう話すのは、ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さん。まだまだ“現金主義”が主流といわれる日本。しかし今年6月、経済産業省はキャッシュレス決済比率を’25年までに現在の20%から40%を目標にすると宣言した。

 

そこで「キャッシュレス決済のよい練習になる」と風呂内さんが太鼓判を押すのが「LINE Pay」。LINEさえ使っていれば簡単に始められる。登録は30秒程度で完了する。LINEを開いて「ウォレット」タブを選択し、「LINE Payをはじめる」をタップして、利用規約を読んでから同意する。

 

「お買い物などをするとLINEからメッセージが届き、残高がリアルタイムで把握できるので、家計簿の代わりになりますね。残高確認とチャージを繰り返すわけですが、『知らない間に使っていた』ということが減る。スマホ決済には、ムダ遣い防止効果があるんです」(風呂内さん・以下同)

 

風呂内さんが、「LINE Pay」の大きな特徴を解説してくれた。

 

■支払い機能

 

会計時にスマホでコード支払い画面を提示し、レジで読み取ってもらえば支払い、完了!現在、LINE Payに対応しているのは「ローソン」などのコンビニや居酒屋、そして出前サービスの「出前館」など約9万カ所。

 

東京電力や九州電力の料金支払いも可能になっており、請求書のバーコードをスマホで読み込むだけで、その場で決済が完了するという便利さだ。

 

■送金サービス

 

風呂内さんが「いちばんのうまみ」と話すのがこの機能。

 

「LINEの友達と、トーク画面からお金を送り合うことができるサービスです。LINE Payを利用している間柄であれば、ランチ代やプレゼント代などを立て替えてくれた友達に、割り勘したぶんの金額を1円単位で送ることができます。しかも、手数料は無料。遠方へのお子さんの仕送りだって、LINE Pay内でやりとりできるわけです」

 

送金をする前に、「この前はありがとう、また集まろうね」とメッセージを送ることができるのもLINEならでは。

 

キャッシュレス社会はもうすぐ。LINE Payを賢く使えば、家計を浮かす“裏ワザ”になるかも♪

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