近づく「大嘗祭」で名実ともに幕を開けるともいえる「令和」。そんな時代の大きな節目を経て、これから年末にかけての星回りには、どうやら「お金」をめぐる大きな変化の兆しが出てくるようですーー。
10月22日の「即位礼正殿の儀」につづき、11月14日夕方から翌未明にかけて「大嘗祭」が執り行われるなど、主要な皇位継承儀式が相次ぐ、この秋。国民にとっては、文字どおり時代の大きな「節目」を迎えるわけだが、じつは「日本そのもの」の運気においても大きな変化が訪れるのだという。
「天皇陛下が即位されて元号が令和へと変わった5月ごろから、すでにその兆候はありましたが、大嘗祭の前後から年末にかけては、運気がいっそう顕著な変化を見せてくるのです」
そう語るのは、本誌でも占星術の連載を持つステラ薫子さん。新天皇の即位と西洋占星術の世界は、一見、無関係のようにも思えるが、「神道における祭事・天文・暦の動きと、占星術の星の動き・数秘の法則は非常に似ているのです」と解説する。
では、その運気が大きな「うねり」を見せる大嘗祭の11月から年末にかけては、具体的にどのようにすればいいのか。私たちにとってもっとも気になる金運は……。
そこで今回、ステラさんが西洋占星術による星回りの読み解きにタロットも加え、金運アップのための「やるべきこと」を、週ごとに解説してくれた。
■11月4〜10日の星回り
【金運タロット】「ソードの1」=パワー、知恵、逆境の強さ。困難があっても負けない忍耐力を意味する。
「迷いの星である月と情緒的で気まぐれな海王星が、金運にかなり影響を与えています。そんな中、経済状況に関する不安なニュースが入りやすいときといえそうです。多くの人が、決断力の鈍くなりがちな時期でもあります。お金に関することで決断が必要な場合は、次週以降に回したほうがよいでしょう。なお、現状の不安からハイリスクな投資願望や、宝くじを大量購入したい気持ちも出てきますが、思い付きで手を出すのはやめたほうがベター。身近な人が幸運を運んでくれる運勢なので、ネットで得た情報よりも信頼できる友人の助言を頼りにしたほうがよさそう」(ステラさん・以下同)
【 金運アップのための「やるべきこと」】棚ぼた狙いは散財の元。資金は手堅い貯蓄に回すべし!
「知恵を使うことで困難を乗り越えましょう。人の意見に惑わされず、自分自身で十分に思考するクセをつけることが開運のカギ。また、棚ぼた的にお金が手に入ってくるような非現実的な妄想よりも、貯蓄を増やしたり、仕事で結果を出すなどの堅実な方法を考えてみて」
■11月11〜17日の星回り
【金運タロット】「ワンドの8」=情報、通信を介して幸運が到来することを告げるカード。
「あなたの周りの人々が、少額投資などでかなりの成功を収めている、といった羨ましい情報が入ってきそうです。これまで貯蓄メインだった人にとっては、運用などに目を向けてみるチャンスかもしれません。ただし投資初心者の人は、まずは自身の財産の全容を把握し、そこから徐々に投資商品の間口を広げてみたほうがよさそう。いきなり大金を投入するのは厳禁です。また、こまめな情報収集によってよい運勢がめぐってきますが、うまい話を耳にしても、まずは徹底的な調査が必要です。ほんとうに安心できる案件から、ちょっとずつ試してみるとよいでしょう」
【 金運アップのための「やるべきこと」】早い者勝ちの金運アップ情報を逃さないようスマホをチェック!
「電話やメール、SNSなどでお金に関するメッセージが矢継ぎ早に訪れます。ただしライバルも多いので、このチャンスを得ることができるのは、いち早く正確で安全な情報をキャッチした人だけになります。日ごろからしっかりスマホのチェックをしておきましょう」
西洋占星術とタロットのWアプローチで、これから年末にかけての金運が上がらないはずがない!?