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新型コロナによる自粛生活が解除された後、ウイルスに感染しないための「新しい生活様式」を取り入れなければならない。特に、感染リスクを減らすためにも家庭内の除菌は入念に行いたい。

 

「外から持ち込まれたウイルスや菌は、手で触れることで部屋のなかで増えたり、体内に吸い込んだりすることもあります。家の中にたまる“ほこり”は菌やウイルスのすみかになります。湿気が多くなってカビが生えやすい季節になるので、ほこりや手あかをこまめに拭き取りましょう。掃除方法や商品について、すべてのウイルスや菌の除去、感染症の抑止を保証するものではありませんが、便利な100均のお掃除グッズを使うと毎日簡単に掃除ができますよ」

 

そう語るのは、家事代行マッチングサービス「タスカジ」で活躍する家事のプロ・タスカジのミホさん。家族の健康管理にも余念がない、というミホさんにオススメの100均グッズと除菌のコツを教えてもらった。

 

家に入る前に気をつけたいのは、手や服についたウイルスを持ち込まないこと。ウエットティッシュで手を拭き、もう1枚で服の表面を軽く押し拭きをする習慣をつけよう。

 

「玄関に入ったら、家のカギにセスキクリーナーを吹きかけてペーパータオルで拭き取ります。次に玄関扉の内側、外側のドアノブ、靴を脱ぐときに手をつくところやげた箱の上、扉なども丁寧に拭きます。ほこりは菌やウイルスがたまりやすいので、こまめに掃除しましょう。靴を脱いだら玄関のたたきも忘れずに。汚れを取ってから水拭きをして、常にきれいにしておきましょう」(ミホさん・以下同)

 

ミホさんのオススメのグッズはダイソーで売っている、スプレータイプの「重曹クリーナー」「クエン酸クリーナー」「セスキクリーナー」。

 

水だけでは落ちにくい汚れも電解水で落とす。重曹クリーナーは洗剤を使いたくない壁紙や家具、冷蔵庫などについた手あかやほこりを落とすのに適している。水あか、せっけんカスにはクエン酸クリーナー、皮脂や油汚れにはセスキクリーナーと汚れの具合や掃除、除菌をする材質によって使い分けるとより効果的。セスキとクエン酸のクリーナーは除菌と消臭効果もある。

 

「粉末を買って作るほうが割安ですが、分量を守らないと白浮きして二度拭きすることになるので、スプレータイプのほうが便利です。帰ったらすぐに使えるようにげた箱の上などに置いておきましょう」

 

「セスキクリーナー」は、セスキ炭酸ソーダにアルカリ電解水をプラスしたもの。主に換気扇やレンジ周りに使うが、シャツの襟や袖についた皮脂の汚れも落とす。汚れや掃除をする材質によって重曹かセスキを使い分けよう。

 

手軽に手に入る100均アイテムでこまめに掃除をして、家族と自分の健康を守ろう!

 

「女性自身」2020年6月16日号 掲載

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