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長期的な目でお金を増やしたいけれど、株をやるリスクはとりたくない。かといって、定期預金はウマくない……。そんな思い込みは払拭しよう! 経済ジャーナリストの荻原博子さんがお得な定期預金を解説ーー。

 

■懸賞付きやネットバンクは狙いめ!

 

給料が上がりません。’21年の春闘は平均賃上げ率が1.78%。国が賃上げを促す“官製春闘”が始まった’14年以降で、最低の賃上げ率でした(7月5日・連合)。

 

これほど実体経済がボロボロなのに、なぜか株価はおおむね高値を維持しています。そのため、投資を勧める声もありますが、私は実体経済と乖離した“株だけ高”は先行きが予想できず、投資の初心者がなけなしのお金をつぎ込むのは危険だと思っています。

 

こんなときこそ、定期預金を見直しましょう。利率0.002%の一般的なものとはひと味違う、お得な定期預金をご紹介します。

 

【懸賞付き×定期預金】

懸賞の付いた定期預金が人気です。「1等は現金10万円」などの太っ腹定期には期待が膨らむでしょう。

 

■杜の都信用金庫「懸賞付定期預金 杜の都でっかい夢定期」

〈預入金額〉:20万円以上 2,000万円以内
〈利率や特典〉:20万円で抽選権1本・10万円×100本、3万円×175本が当たり、最高賞金100万円
〈募集締め切り〉:9月30日

 

■青い森信用金庫「懸賞金付定期預金 開運宝船」

〈預入金額〉:1口10万円以上 1,000万円以内
〈利率や特典〉:10万円で抽選権1本・10万円×50本、5,000円×250本が当たる
〈募集締め切り〉:9月5日

 

■尾西信用金庫「びしん創立70周年記念 懸賞付定期預金 大判振米」

〈預入金額〉:20万円以上 1,000万円以内
〈利率や特典〉:20万円で抽選権1本・10万円×30本、1万円×200本、米5キロ×770本が当たる
〈募集締め切り〉:9月30日

 

杜の都信用金庫の「懸賞付定期預金 杜の都でっかい夢定期」は預け入れ20万円ごとに抽選権が1口もらえ、1等賞品は現金10万円×100本。さらに、1等の当選番号から連番9本分も1等になる「でっかい夢大賞」では、200万円以上預けて連番の抽選権が10口以上あれば、最高賞金100万円も。

 

青い森信用金庫の「懸賞金付定期預金 開運宝船」は抽選で10万円×50本、5,000円×250本が当たります。抽選権が預け入れ10万円ごとと、ハードルが低めです。

尾西信用金庫「びしん創立70周年記念懸賞付定期預金 大判振米」は現金のほか、米5キロ×770本が当たります。当選という小さな幸せがたくさんありますよ。

 

経済ジャーナリスト

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