■節約“4つのSTEP”を踏んだ、家族のタイプ別「ひと月3万円」節約プラン
【無頓着家族】の場合
「家族で個人行動が多く、言ってしまえば、ムダ遣いがあまり気にならない家庭。夫婦でお財布が別な家庭が多いのも特徴です。こうした家庭は野放しになりがちな個人の趣味のお金や各自の通信費などにメスを入れましょう。とくに夫がITに詳しければ、家族のスマホに格安のMVNO契約を導入することもハードルが低いと思います」
【1】まずは大きく節約できる保険料を見直す
〈生命保険と医療保険とのダブりがないか確認し見直す〉:生命保険に医療特約が付いているのに掛け捨ての医療保険にも加入していたら、掛け捨ての保険はやめる。節約金額の目安−3,000円。
【2】通信料を徹底的に見直す
〈思い切ってスマホを格安SIMカード会社(MVNO)に切り替える〉:1人5,000円ほど安くなるので4人家族なら。節約金額の目安-2万円。
〈動画サービスのサブスクの契約をひとつにしぼる〉:AmazonプライムとNetflixに同時に加入していたら、どちらかひとつに減らす。節約金額の目安−2,000円。
【3】便利さ重視で見逃してきたムダ遣いを洗い出す
〈いつでもお茶を飲むための電気ポットをやめ、魔法瓶にする〉:保温のための電気量は馬鹿にならない。節約金額の目安−850円。
〈それぞれがシャワーですませていた入浴は湯船にお湯をはって入るようにする〉:3人以上の家族の場合はそれぞれがシャワーを使うより、湯船に入ったほうが水道代、ガス代の節約に。節約金額の目安−2,500円。
〈シャワーヘッドなどの節水グッズを活用する〉:最新型の節水シャワーヘッドには約4割の節水効果が。節約金額の目安−830円。
〈お風呂に家族全員がつづけて入るように入浴時間を調整する〉:お風呂の追いだきをなくしガス代をカット。節約金額の目安−220円。
〈食器は手洗いをやめ、食洗器を活用する〉:食洗器の節水効果は想像以上に大きい。節約金額の目安−900円。
〈家族が個室で作業するときはエアコンではなくパーソナル暖房を活用〉:冬場はカーボンヒーターや電気ひざかけなどで暖をとるようにする。節約金額の目安−740円。
【4】生活費の基本のシステムを見直す
〈最安の電力会社のプランに契約変更し、電気代を下げる〉:電力自由化でさまざまな電力会社と契約可能。電力比較サイトを使って、最安の会社を選ぶ。節約金額の目安−500円。
〈振り込みはネットバンキングを活用する〉:住信SBIネット銀行や新生銀行など月1回の振込手数料が無料のサービスを上手に利用。節約金額の目安-500円。
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