■「Wi-Fiがなければ動画を見ない」という法律
家計に通信費の影響は大きい。
「僕は格安スマホで、通話し放題をつけても月約1,500円。妻と2台で月約3,000円です。でも大手キャリアにそれぞれ毎月約8,000円払っていたときと、何も変わらない。何の不自由もなく、2人で月1万円以上の副収入です」
通信容量は少ない?
「月3ギガバイトの契約です。『3ギガバイトじゃ何もできない』と言われることもありますが、Wi-Fi環境があれば通信は無料。だったら、通信容量を食う動画などはWi-Fi環境のあるところで見ればいい。だから僕は『Wi-Fiのないところで動画は見ない』という“法律”を作って守っています」
最新スマホなどに興味ない?
「全くありません。今はアイフォーン7、型落ちですが十分です。これが壊れるまで大事に使います」
■保険はテレフォンショッピングと同じ
家計の節約に保険の見直しは欠かせない。
「保険は、そう簡単には払えないような大金を補償してくれる火災保険には加入しています。でも、入院したら○万円とか、貯金でカバーできるものは要らないと思います。医療費は基本3割負担だし、大きな病気になっても『高額療養費制度』を利用すれば月数万円で済みます。スマホ保険にも入っていません。スマホが壊れたら自分のお金で買い換えられるのに、月数百円の保険料はムダ。副収入にしています」
人生にはさまざまな不安があり、保険会社のCMに心が揺れる人も。
「保険会社も商売ですからあの手この手で新商品を開発しますが、僕にはテレホンショッピングと同じにしか見えません。困ったときにお金が必要なら、貯金で準備すればいい。自分を守ってくれるのは、保険ではなく貯金だと思います」