「堅実派」と「夢見る派」へ、プロがすすめるiDeCo銘柄
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■夢見る派

 

【「お金」に対する考え】

余剰金をさらに増やしたい
値動きを見て一喜一憂も辞さず
リスクを取っても一獲千金を夢見る
資金が2倍以上になるとうれしい

 

【iDeCoの商品を選ぶなら】

「日本株」「先進国株」「新興国株」に分散投資。日本の東証一部上場企業、米有名企業500銘柄で構成された投信、期待される新興国市場の投信など、リスクの異なる銘柄3〜5本以上を組み合わせて運用すると、変動が楽しめる。

 

【野原さんイチ推し銘柄】

日本株式 eMAXIS SIim国内株式(TOPIX)
ニッセイ日経平均 インデックスファンド
先進国株式 eMAXIS SIim米国株式(S&P500)
新興国株式 eMAXIS SIim新興国株式インデックス

 

※取扱い金融機関:SBI、楽天、マネックス、都銀、地銀など。扱う商品は金融機関により若干異なる。開設した金融機関でこれらの銘柄を扱っていなかったら 、類似銘柄はどれか尋ねてみよう。

 

「資金が少額の人や、ほったらかしておきたい人は『堅実派』が賢明だと思います」

 

今回「堅実派」には、全世界のファンドを集めた投信2本を推奨。

 

「投資の鉄則は分散投資ですが、堅実派向けの全世界型は究極の分散投資。どちらかというとSBIの『雪だるま』のほうが、よりきめ細かく世界中をカバーしています」

 

一方、「夢見る派」はどうか。

 

「投資先のおすすめは『先進国』『新興国』『日本』。「低コスト」であることを基準に3〜5本程度を組み合わせることを推奨します」

 

個別に推奨銘柄を見ていくと『eMAXIS Slim』(イーマクシス・スリム)が多いが「これは三菱UFJグループが売り出した投信で、低コストブランドで断トツ人気のシリーズです」

 

と野原さんは絶賛する。

 

「未来を見据えて、人口減の『日本』よりは、世界をけん引する『米国株』、成長が期待できる『新興国』の比重を多くすると、ややリスクは取ることになりますがリターンもその分期待できるでしょう」

 

途中で商品を替えたり、掛金を増減することも可能。そのためには世界のニュースに興味をもっておくことも大切、と野原さん。

 

メリットはさまざまありそうなiDeCoだが、まずは無理のない金額で。

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