「ふるさと納税で生活必需品を」…値上げから家計を守る節約術7
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■日用品をスーパーのPB商品に 

 

イオン「トップバリュ」、イトーヨーカドー「セブンプレミアム」、西友「みなさまのお墨付き」などのPB商品(プライベートブランド)は、食料品からティッシュ、洗剤まで数千品目あるといわれ、一般メーカー品より2~3割安い。

 

「さらに、イオンと西友では現時点でまだ値上げされていません。『6月30日まで据え置き』と発表しました」(柏木さん)

 

品質もメーカー品と遜色ないため、日用品をPBに切り替えるメリットは大きいという。だが、そもそもPBが安く提供される理由は? 加谷さんが解説する。

 

「PB商品のほとんどは、メーカーが製造した品物に、スーパーが自社のラベルを貼って直接販売しています。メーカーとスーパーのパワーバランスは昨今、スーパーに傾いています。そこでスーパーが『安くて品質がいい』PB商品を多く出すようになりました」

 

メーカー側には、自社製品と合わせた大量生産で製造コストを抑えられるというメリットがある。

 

■ふるさと納税で生活必需品を

 

寄付金額から2000円を引いた額が住民税・所得税から控除・還付されるため、実質2000円の負担で返礼品が受け取れると人気のふるさと納税。

 

返礼品では、スイーツをはじめとする特産品に人気が集まるが、カップ麺やトイレットペーパーなど生活必需品を返礼品としている自治体もあるので、要チェックだ。

 

「例年、11~12月は駆け込み需要のため品薄になったり、返礼品もお歳暮用の割高なものが多くなりがち。余裕のあるうちに、家計の助けになるものを選んでおくのが得策です」(柏木さん)

 

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