■暑さ・寒さ対策で長生き&節約がかなう!
高齢になるほど、暑さ寒さがこたえるもの。特に浴室はヒートショック対策を。高齢者の暮らしを想定したリノベが◎だが、手すりなど介護保険が使えるものは必要に迫られてからに。
【浴室をユニットバスに】費用:100万円
タイル張りの浴室は寒いので、壁・天井・床・浴槽が一体化したユニットバスがおすすめ。気密性がすぐれ暖かく、バリアフリー設計で安心。
【キッチンを自動水栓化】費用:10万~15万円
コロナ禍もあり、感染症対策に人気の自動水栓。汚れた手で触らなくてよいので、衛生的。ただし電源が必要で、別途費用がかかる場合も。
【浴室暖房乾燥機を設置】費用:10万~20万円
現在ユニットバスなら、浴室暖房乾燥機の後付けが可能。ヒートショック予防のほか、梅雨時期でも洗濯機の近くで乾燥でき、家事が楽に。
【洗面台の下を空ける】費用:20万~30万円
歯磨きや化粧などを座ってできると楽。いすが置けるように洗面台の下はオープンに。掃除も簡単だし、車いすを利用する場合も使いやすい。
【段差をなくす】費用:20万~30万円
高齢者はわずかな段差が命取りに。敷居を取り除き、周りの床と同じ高さの木を埋め込む方法などがある。ドアと一緒に取り換えることも。
【玄関にいすを置く】費用:数千円~
履き物の脱ぎ履きにいすがあると楽。手荷物のちょい置きにも使えて便利。