10頭身ニャンです(撮影:山本正義) 画像を見る

猫は二足歩行の生き物!? 写真家・山本正義さんの撮影した「立ち猫(R)」写真が今、SNSで人気爆発中。「猫は先生」と語る山本さんが教えてくれた、猫と仲よくなる方法と撮影のコツとは?

 

「撮影に行くというより、猫ちゃんたちに会いに行って遊んでもらっていると思っています。だから視線もファインダーではなく、猫ちゃんたちへ向かうんです。可能な環境ならマスクも外し、猫同士の“ネコミュニケーション”を全力でまねながら、関係を築こうとしています」(山本さん・以下同)

 

それでも、公開しているような立ち猫が撮れるのは5000枚に1枚くらいだそう。

 

「初めて立ち姿を撮ったのも偶然の産物です。そこにたくましさのような魅力を感じて、以来たくさんの写真の中からピックアップするようになりました。今では顔見知りになった猫も大勢います。猫も“十猫十色”、日々元気をもらっています」

 

■スマホでOK!「立ち猫の撮り方」

 

・1メートルほどの羽根付き猫じゃらしを用意。
・猫との距離はできるだけ近く。
・スマホじゃなく猫を見ながら撮る(※マスクも取る)。
・カメラの高さを猫の目線に。カメラは連射モード。
・猫がジャンプした後の着地も狙いめ。

 

とにかく、楽しく猫と遊びながら撮るのがコツです!

 

【PROFILE】

山本正義

岩合光昭さんが審査員を務めるアサヒカメラネコ写真コンテストへの入選をきっかけに写真家としての活動を開始。SNSの総フォロワー数は20万人を超す。’19年に写真集『立ち猫』(ナツメ社)を出版。『立ち猫カレンダー2023』(緑書房)の先行予約受付け中。Instagram:@tachineko.ym/Twitter:@nekoiroiro

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