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開始から1カ月が経過した「全国旅行支援」。新型コロナの流行により旅行をしづらい状況が続いていたこともあり、これを機に県外まで足を延ばす…そんな人も多いのではないだろうか。そんななか、子供がいる家庭の旅行についてSNS上では議論が巻き起こっている。

 

ことの発端は、あるTwitterユーザーの投稿。投稿者は家族旅行をしたいが、そのために小学生の子供に学校を休ませてよいのか迷っているというものだった。この投稿は多くの反響をよび、11月22日時点14時時点で4.5万件もの“いいね”があつまっている。

 

反応の多くは“休ませてもよい”と肯定的なもの。土日休みの仕事ばかりではないことや、家族の時間をとったり、子供に学校ではできない体験をさせるための休みは“前向きなもの”と認識されているようだ。

 

《大人だって私用で有給取るんやから別にええやん、って思うな》
《家庭の用事と言えばそれでいいと思います。家族の時間ってそれほど多くとれません。こんなご時世だし。》
《小学生なんて1日2日休もうが影響ないしべつにいいと思う。中学になればそうはいかへんし今のうちにできることやっとこ!》
《逆になんでダメなの?って思うし平日が休みなお父さんお母さんだっているでしょ》
《土日お休みの方だけではないし、子供に体験させる機会を作るのはアリだと思います!》

 

また、休むことは良いとしつつも、旅行で欠席したことにより周囲から妬みを買ったという体験談や、行事の練習や子供が楽しみにする予定と重ならないよう配慮をしたほうが良いというアドバイスも寄せられた。

 

《低学年の同級生には難しいのか、休み明けにクラスの子から、ズル休みと言われて凹んでました 先生がフォローしてはくれてましたが、そこは難しい所》
《自分が中学の時に、平日旅行で休んだら担任からその後いびられ続けた思い出がある。》
《我が子たちも、平日休んで旅行に行ったことありますよ。行事(運動会や発表会など)の練習がない時期に行ってました。(一度練習を休むと、練習についていけなくなってしまうこともあるので)》

 

しかし一方で、《旅行は教育にはならん》《リプライが緩すぎなんだよなー簡単に休めるなんて 言わずとも周囲から察知されずる休みと言われるのがオチ》などと家族旅行で学校を休むことに否定的な声も。さらに、自分の子供時代の感覚からすると“違和感がある”という感想も散見された。

 

《自分は(時代もあったかな?)学校を休むなんて以ての外、病気や怪我ならまだしも旅行で休むなんてサボりだ!みたいな価値観で育ったから正直なとこ違和感はある》
《OKな人が多くてびっくりしてる。。うちらの頃って小中高は「皆勤賞目指せ!」だったから↓みたいな発想は無かったよね。。普通に学校行って当たり前だったよな。。》
《これ、難しい。。。私が小学生の時は学校側は言語道断って感じだった。「あの子、学校休んで遊びに行ったんだって」とか悪口があった。忌引きとか、遠方のご親族が危篤とかは別だよ。》

 

皆勤賞を廃止する学校が増えているという報道もあり、このSNS上での議論は“休まないことは良いことで、休むことは悪いこと”という価値観が時代に沿わなくなってきていることも示唆しているのかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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