■純度×重量が値段の目安“汚れ物”にも値段はつく
「サイズが合わなくなった18金の印台リング」は、51万7000円。「女性のお客さまがお持ち込みになるアイテムで、圧倒的に多いのは、アクセサリー類です。リング、ネックレス、ブレスレット、イヤリング、ピアスなどですね」
所有している金製品が「どれくらいの査定額になるのか」を私たち自身で把握する目安は?
「こちらは『純度×重量』と考えてください。たとえば、18Kの1グラムあたりの参考価格が約8000円(1万653円の約75%)として、女性もののリングを仮に3グラムとします。この場合、8000円×3グラム=2万4000円が、買い取り価格の目安となります」
「こんなもの買い取ってもらえないのでは?」と思われがちな「金歯」も「おたからや」では買い取り査定の対象だという。
「遺品の金歯」にも9万3000円の買い取り価格がついた。日用品である「メガネのフレーム」には、8万6000円の買い取り価格が。さらには、「片方だけになってしまった18金のイヤリング」も、2万2300円に!
「片方なくしてしまったり、壊れていたり、汚れたりしていても、査定すれば予想以上の金額になることもあります。『こんな状態では見せられない』と思わず、固定観念を捨ててまずは買い取り店にお持ちいただいて査定してみてください」
査定の持ち込みまでは、タダ。タンスの肥やしになっているアクセサリーや相続した仏具など、査定をしてもらっては?