■ビールの酵素がお米をさらに軟らかく!
ほかにも、ほうじ茶ご飯に鯛などのお刺し身をのせて、しょうがやわさびなどの薬味をトッピング。そこにさらに“追いほうじ茶”をするレシピも考案してくれた。
さらに備蓄米を楽しむべく、今回は番外編として、ちまたで話題の「ビールご飯」「コーヒーご飯」も検証してみた。
ビールご飯はツヤと色がとてもよい。いちばん驚いたのは、パサつきやすい備蓄米がふんわりとした食感に変わったことだ。備蓄米の硬さを改善する飲み物では、群を抜いているといえるだろう。
「アルコールがお米に含まれるデンプンの分解を助けるので、ふっくらと炊き上がるんです。またビールの酵母や酵素もお米を軟らかくする働きがあります。さらに、炭酸水などのガスがお米の隙間に入り込むことで、より軟らかい食感になります」
備蓄米や古米のパサつきが気になるときは、少しコストはかかるが、ビールや炭酸水でお米をとぐのもおすすめだという。
コーヒーご飯はウーロン茶よりもさらに風味が強く香ばしく炊き上がった。ほろ苦くキレが強いので、カレーなどスパイスをふんだんに使った料理に合いそうだ。
備蓄米や古米をお茶などで炊くことで、いつもよりおいしく楽しく、そして健康的に。自宅にあるお茶で手軽にできるので、ぜひ試してみてほしい。
画像ページ >【チャート比較あり】実際に炊いた備蓄米×お茶レビュー(他5枚)
