「備蓄米をお茶で炊くと美味しい」はホント?《緑茶、紅茶、烏龍茶…》でリアルに比較してみた
画像を見る 米価の高騰により、新米をあきらめている家庭は多い。しかし“お茶”を使えば、備蓄米を手軽に風味アップできるのだ(写真:shige hattori/PIXTA)

 

■ビールの酵素がお米をさらに軟らかく!

 

ほかにも、ほうじ茶ご飯に鯛などのお刺し身をのせて、しょうがやわさびなどの薬味をトッピング。そこにさらに“追いほうじ茶”をするレシピも考案してくれた。

 

さらに備蓄米を楽しむべく、今回は番外編として、ちまたで話題の「ビールご飯」「コーヒーご飯」も検証してみた。

 

ビールご飯はツヤと色がとてもよい。いちばん驚いたのは、パサつきやすい備蓄米がふんわりとした食感に変わったことだ。備蓄米の硬さを改善する飲み物では、群を抜いているといえるだろう。

 

「アルコールがお米に含まれるデンプンの分解を助けるので、ふっくらと炊き上がるんです。またビールの酵母や酵素もお米を軟らかくする働きがあります。さらに、炭酸水などのガスがお米の隙間に入り込むことで、より軟らかい食感になります」

 

備蓄米や古米のパサつきが気になるときは、少しコストはかかるが、ビールや炭酸水でお米をとぐのもおすすめだという。

 

コーヒーご飯はウーロン茶よりもさらに風味が強く香ばしく炊き上がった。ほろ苦くキレが強いので、カレーなどスパイスをふんだんに使った料理に合いそうだ。

 

備蓄米や古米をお茶などで炊くことで、いつもよりおいしく楽しく、そして健康的に。自宅にあるお茶で手軽にできるので、ぜひ試してみてほしい。

 

画像ページ >【チャート比較あり】実際に炊いた備蓄米×お茶レビュー(他5枚)

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