光熱費が簡単に浮く!節約アドバイザーに聞いた「大掃除でやるべき7つのこと」
画像を見る 政府はあてにできず、自分の家計は自分で守るしかない(写真:共同通信)

 

■冷蔵庫の整理、設定温度の見直しで年約3千円の節約

 

「次は、家庭での電力消費が2位の冷蔵庫を見直しましょう。気温が低い冬は食品を一時的に冷蔵庫から出しても、すぐに傷むことはないでしょう。この機会に賞味期限などをチェックして、冷蔵庫内の断捨離を行ってください」

 

冷蔵庫は詰め込みすぎると、電気代が高くつく。庫内にあるものを半分程度に減らして、冷気の流れをよくすると、年1千360円の電気代が節約できるという。

 

「冷蔵庫を掃除したら、設定温度も見直しましょう。冬季は『中』でOK。『強』から『中』に変えるだけで年1千910円の節約です」

 

実は、蛍光灯の製造や輸出入は、2027年末で終了することが決まっている。今後はすべての照明をLEDに切り替えねばならない。

 

「年末の大掃除で、照明器具を掃除して蛍光灯を買い替える人も多いと思います。ですが、製造中止の影響もあって、蛍光灯はかなり高騰中。反対に、LEDの照明機器は値下がりして、8畳用が3千円程度から購入できるものも。今年は器具ごとの買い替えで楽に節電効果を得ましょう」

 

蛍光灯からLEDに切り替えると、年2千108円の節約になるうえ、LEDランプは10年もつといわれる。10年間ランプを交換しなくても済むのはかなりお得だ。

 

「ほかにも電子レンジの庫内や、ガスコンロの炎の出口であるバーナーキャップの掃除もおすすめです。加熱効率が上がって、調理時間を少し減らせることで、光熱費の節約につながります」

 

毎日の節電効果はわずかでも、チリツモで積み上げることが大切だ。光熱費を節約し家計を守るため、大掃除をがんばろう。

 

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