■“弱い”食材を見れば店のレベルがわかる
目利き以外にも、スーパーで意識したいポイントがある。全国のスーパーを知り尽くす今野さんは、よいスーパーを見極めるコツがあると話す。
「各売場の“鮮度が最も弱い食材”をチェックしましょう。『鶏のひき肉』『刺身』『もやし』は劣化が早いので、これらが新鮮ならしっかり管理されている証拠です」
また、売場に魚のアラが売っていたり、「食品衛生責任者」のプレートが掲げてある場合は店内で魚をさばいている証拠。鮮度の高い魚が手に入りやすい良店という。
「魚がおいしい売場は、見た目が“白い”。赤身と違って冷凍入荷できないタイやヒラメなどの白身魚に力を入れているのは、鮮度に自信があるということです」(小林さん)
和田さんも日常的に、店内に作業場があるスーパーを選ぶという。
「『この丸魚をお造りにしてアラも全部ください』と頼めば、無料でさばいてくれます。お刺身パックで買うより確実に新鮮で安い」
さらに、より安くお得なものを狙うなら、天気が急変した日に。
「スーパーは天気予報を見て、その日の入荷数を決めています。夕方からの急な雪や雨があれば、見切り品が増え、タイムセールを行うことも。また、見切り品が出る時間帯も見極めて、行くタイミングを決めるとよいですね」
さらに食費を抑えるコツとして達人3人が口をそろえるのが、
「食材の使い切りがいちばんの節約」ということ。
「メニューを決めて買い物に行くと、ムダが出にくい。レパートリーが少ない人は、総菜コーナーをチェックして、メニューの参考にするのも手です」(今野さん)
使い切りたい野菜から献立を考えて買い物をするのもよいだろう。
「画像検索サイトに食材+レシピで入力して、おいしそうな写真からレシピを探し、使い切る努力をしています」(和田さん)
今こそ“目利き力”を身に付けて、賢く買い物をしよう!
画像ページ >【イラスト解説あり】高騰している玉ねぎやトマトの目利き(他3枚)
