食品高騰の波が家計を直撃している。2月6日に総務省が発表した家計調査では、2025年の4人世帯の食費平均は月約10万3000円で、前年から約7000円も上昇。食費が膨らみ続けるなかで心強い味方が、大手スーパーが独自に生産・流通しているプライベートブランド(PB)商品だ。
「大手メーカーより1~4割ほど安価なことが多く、食材を“PBに替えるだけ”で食費節約に大きく貢献します」
そう話すのは、国内外のスーパーを3万店以上巡ったスーパーマーケット研究家のスギアカツキさん。しかも、毎日の生活に欠かせない牛乳や卵、豆腐など日配品のPB商品が増え、おいしさも向上しているという。
「卸業者を通さず物流コストがカットでき、広告費をかけないことで低価格を実現しています。製造元をチェックすると、キユーピーや山崎製パンなど大手が作っていることも多く、品質は確かです」(スギさん、以下同)
ひとつのスーパーが数種類のPBを扱うことも。たとえば、ライフは手ごろな価格の「スマイルライフ」、健康・自然派志向の「ビオラル」、素材や製法にこだわった「ライフプレミアム」など4ブランド。
「価格重視か、こだわりたい食材か選択できるように。割高になりがちな全粒粉や食物アレルギー対応商品なども手に取りやすい価格で、予算に合わせてやりくりしやすくなっているんです」
そこで、日配品のなかからコスパも品質も一押しの商品を教えてもらった。
※価格はすべて税込み。本誌が購入したときの価格
