解説の医師に関する話題
1 ~25件/154件
-
インフル、コロナ、ノロの“常連”に“季節外れ”のO-157まで…年末にリスク増大する「9つの感染症」
2025/11/25 11:00「今年のインフルエンザの患者数は、当クリニックを開業して以来、過去最多。例年の2倍という異常事態です。昨年も大きな流行があったので、それを上回ることはないと考えていましたが、昨シーズンをしのぐ状況です」いとう王子神谷内科外科クリニック(東京都)の院長・伊藤博道さんは、疲労の色を隠さず、そう明かす。昨年より2カ月ほど早く流行期入りし、かつてない規模で感染拡大しているインフルエンザ。厚生労働省の定点調 -
長嶋茂雄さんの闘病を支えた医師が推奨!「足腰鍛える簡単エクササイズ」3つ
2025/11/21 11:00いまや超高齢社会の日本。長寿の高齢者も増えており、老人福祉法が制定された62年前には153人だった100歳以上の高齢者の数は、2025年9月1日時点で過去最高の9万9千763人に。誰もが100年以上生きる可能性がある時代になっているのだ。また、2024年の日本人の平均寿命は女性87.13歳、男性81.09歳。女性は世界で最も高い(厚生労働省発表の「簡易生命表」より)。ただし、この数字はあくまでも平 -
当てはまったら要注意!「ムダづかい」をしがちな“スーパーや百貨店の落とし穴”6つ
2025/11/20 11:00買ったはいいが、一度も使ったことがないモノはありませんか? 心当たりがあったら“ムダづかい脳”になっている証拠かも。「私たちの脳はもともとお金をムダづかいするようにできているんです。というのも、脳は怠け者で、“自分で判断したくない”“責任を取りたくない”と考える傾向があります。自分では物事を深く考えているつもりでも、じつはまわりに流されやすい。そういう“脳のクセ”があるのです」こう語るのは、『その -
野菜を先に食べるべき?マーガリンよりバター?実は間違っていた「病気を防ぐ食事習慣」10選
2025/11/12 11:00「食事の研究は、世界中で新しい知見がどんどん出ています。ところが日本では“科学的な根拠がない”のに爆発的な流行で信じられている健康法や古い情報が数多く残っているのです」そう教えてくれたのは、ハーバード大学医学部講師で医師の濱谷陸太先生。『予防医療の医師が教える最小の努力で最大の効果を得る食事学』(東洋経済新報社)の著者で、食事や生活習慣における予防医療のエキスパートだ。「皆さんにしっかりお伝えした -
50代60代の目の寿命が短くなる「やってはいけないNG行動」6つ
2025/11/12 06:00「目は光を取り込むという役割があります。ほかの臓器が皮膚を除き、外部の刺激から守られているのに対して、目だけは“むき出し”です。そのため、強い光や手でこするなどのダメージを直接受けてしまうのです。とくにスマホの光など“目の外敵”に囲まれている今は、目の健康を保つ対策を講じる必要があります」そう話すのは、世界的に著名な眼科外科医で深作眼科院長の深作秀春先生。食生活の乱れ、環境汚染、スマホの光など、現 -
温泉や銭湯で“レジオネラ菌による肺炎”が急増中…「危ない施設を見分けるチェックリスト」
2025/11/08 11:00寒さが増す秋のレジャーシーズン、温泉やスーパー銭湯、屋内プールなどの温浴施設に足を運ぶ人も多いだろう。厚生労働省が発表した「衛生行政報告例」によれば、コロナ禍以降、温浴施設の数や利用者は増加傾向にあるという。サウナブームやインバウンドも追い風となり、週末の温浴施設は混雑することも珍しくない。■レジオネラ菌の症例報告数はこの10年では倍増!一方で利用者の増加とともに、衛生管理の不備で営業停止となる温 -
「スマホの見過ぎは二重アゴの原因」→予防できる“簡単すぎる姿勢”が話題に!
2025/11/07 11:00最近首まわりにシワが増えたと感じたことはないだろうか。しかもそこまで太っていないにもかかわらず、二重アゴにまで……。その原因はスマホかも――。「スマホの操作に集中するあまり、ねこ背になって、頭が下がった状態で長時間うつむいていると、首にできる横ジワの原因になります」こう話すのは、医療法人社団福寿会 日暮里整形リウマチクリニック院長の神戸克明先生だ。「頭が下がると、ノドとアゴまでの距離が短くなってア -
《トランプ大統領に健康不安説》体重100キロ越えの79歳、コーラ1日12本の噂も…それでも医師が“健康によい”と太鼓判の生活習慣とは
2025/11/06 11:00「10月27日にマレーシアから来日したトランプ大統領は、天皇陛下と会見し、28日には高市早苗首相と昼食会、拉致被害者家族との面会、米軍横須賀基地視察などに臨み、29日には早々に韓国へ。トランプ氏は歴代最高齢(78歳7カ月)で大統領に就任し、健康不安も囁かれましたが、ホワイトハウスは最近も『並外れて健康』と発表しています」(全国紙記者)“馬車馬発言”の高市首相も驚く、世界でもっとも多忙なリーダーだが -
リスクが爆増…50代60代が「冷え込んだ朝にやってしまいがちな危険なこと」とは?
2025/11/06 11:0010月上旬まで「10年に一度」とされるほどの記録的な高温の日が続いたと思いきや、10月22日には東京都で最低気温10.4度を記録。12月中旬並みの寒さに急降下した。気象庁が発表した来年1月までの3か月予報によると、11月は全国的に平年より高い気温が続くが、12月以降は平年並みの気温に戻り、冬の訪れは急ピッチになるとされている。短い秋をへて、冬本番の寒さへと気温の変動が大きくなるにつれて、体調管理が -
「負担する薬代は20~30倍に」高市政権で医療費負担増の懸念…維新と連立で「OTC類似薬の保険適用外」に現実味
2025/11/05 11:00「私は関節リウマチを患っているので、ロキソニンなどの鎮痛剤を保険適用外にされると死活問題です。働きながら子育てをしているのに、薬代が高くなって服用を続けられなくなると、生活もままなりません……」(30代・女性)“OTC類似薬”とは、効能や成分は市販薬とほぼ同じだが、医療機関で処方され、保険適用となる薬のこと。約7千種類あるという。ところが今年6月に、「OTC類似薬の一部を保険適用から外すことで、医 -
その中年太り、歳のせいではないかも…「更年期の体重増加」の影にある危険な病とは?
2025/11/05 11:00《がんの手術はうまくいった。いわゆる全摘……お腹切って、子宮も卵巣もリンパ節とかその辺もごっそりとった……》10月7日、タレントの山瀬まみさん(56)が、約7カ月ぶりに復帰したラジオ番組で、子宮体がんの全摘手術を行ったことを告白した。さらに、その手術の合併症で、脳梗塞になっていたとも。子宮体がんは40~60代の女性に多い婦人科系のがんで、国立がん研究センターが発表した2021年の子宮体がんの罹患者 -
50代以上が覚えておきたい「こむら返り」の痛みが30秒で簡単に消える方法
2025/10/31 11:00就寝中や運動中のこむら返り。突然襲ってくる激痛に動くこともできず、苦しむ人は多い。しかも50歳以上の人のほとんどがこのこむら返りを経験しているのだ。こむら返りはこれからの時季に起こりやすい。これは寒さや冷えによって筋肉の緊張や血管の収縮が発生し、血流が悪くなるからだと考えられている。そもそも、こむら返りはなぜ起こるのだろうか?「人間の体は、骨に沿う骨格筋を伸び縮みさせることで姿勢を保ったり、動いた -
保険適応ができる場合も!「がん遺伝子検査の相場」医師に聞いてみたら…
2025/10/30 11:00「私の乳がんは遺伝かも」「母も祖母も乳がんを発症しているから自分も発症するの?」女優アンジェリーナ・ジョリーが、未発症ながら乳房と卵管の予防的切除術に踏み切ったことから、「遺伝性乳がん卵巣がん症候群(以下HBOC)」が注目を集めたことが記憶に新しい。がん研有明病院臨床遺伝医療部長の植木有紗先生が解説する。「日本の乳がん患者の約4%、卵巣がん患者の10~15%は、乳がんや卵巣がんになりやすい1BRC -
《週50万人に拡大の懸念も》初期症状が軽い「隠れインフル」が急増中…感染爆発で“トリプル感染”の危険性
2025/10/23 11:00厚生労働省は10月17日、インフルエンザの定点当たりの報告数が前週に比べて1.5倍増になったと発表。全国の報告数は9千74件と、昨年同時期の4千391件を大きく上回っており、感染が広がっている。「今年、インフルエンザの全国的な流行期入りは10月3日と、昨年(11月8日)より1カ月以上早くなりました。記録的な酷暑や、大阪・関西万博に伴う外国人観光客の増加などが背景にあると見られています」(全国紙記者 -
台風時の“頭痛”に悩む人が急増…影響を受けやすい人の特徴は?《専門医に聞いた対処法も》
2025/10/14 11:00台風の本格シーズンを迎えた日本列島。その影響で、9月下旬から“台風頭痛”に悩まされている人が急増している。「台風が住んでいる場所の近くにあるときはもちろん、日本列島に接近していない場合にも、影響を受けて頭痛を訴える人がいます。なかには、南の海上に台風が発生した時点で、痛みを感じてしまう人もいるんですよ」こう説明するのは、気象が原因の頭痛に詳しい、せたがや内科・神経内科クリニック院長の久手堅司先生だ -
美川憲一も発症…65歳以上は600人に1人が罹患している「洞不全症候群」とは
2025/10/01 06:00「皆様へ この度私事で恐縮ですが、最近めまい等があり検査しましたら、洞不全症候群(どうふぜんしょうこうぐん)と解りました」13日、自身のインスタグラムを更新、こうつづったのは、歌手の美川憲一さん(79)。同投稿で美川さんはさらに、「9月11日に、ペースメーカーの取り付け手術が無事に終わり、現在入院しております」と報告している。無事の回復を願うばかりだが、美川さんが罹患したこの「洞不全症候群」とは、 -
夏でも大流行の“インフルエンザ” 症状や感染経路は同じなのに「大きく異なるもの」とは
2025/09/25 11:00真冬に猛威を振るうイメージの強いインフルエンザが、残暑厳しい全国各地で暴れている。9月5日には、千葉県市川市の小学校の児童の間で集団感染が発生し、学級閉鎖に。その児童の家族を診察したという「市川未来クリニック」の新健太郎院長が語る。「検査をしたところ、A型の陽性でした。冬ほどではないものの、夏にもインフルエンザの患者は一定数いますが、ほとんどが海外の渡航先での感染です。いまはかぜ症状がある際に、新 -
《症状がカギ》秋の花粉症?それとも風邪?“花粉症外来医”に聞いた「簡単な見分け方」
2025/09/25 11:00「鼻水が何日も止まらない」「咳がずっと続いている」――。かぜをひいたと思ってクリニックに行くと、じつは「花粉症」だったというケースが相次いでいる。「咳が止まらないといった症状で受診される方が、この1週間ほどで急に増えました。すべてではありませんが、“秋の花粉”の影響が背景にあるケースが多くなっている印象です」そう語るのは、きたにし耳鼻咽喉科(大阪府守口市)の北西剛院長だ。花粉症というと、春に悩まさ -
致死率は10~30%、全国に拡大…“マダニ感染症”の「簡単な見分け方」と身を守る服装
2025/09/11 11:00「8月26日、国立健康危機管理研究機構(以下JIHS)が、今年のマダニ感染症の累積患者数が143人になったと発表しました。2013年に初めて感染が報告されて以降、もっとも患者数が多かった2023年の134人を、現段階ですでに超えて、過去最多数を更新しています」(医療ジャーナリスト)マダニ感染症とは、マダニが媒介するウイルスが引き起こす「重症熱性血小板減少症候群(以下SFTS」のこと。JIHSによる -
《脳梗塞、心不全…》医師に聞いた「脳と心臓の病気」を招く身近な予兆とは
2025/09/04 11:00「普通、患者さんは歯の痛みがあれば歯科、肩が痛ければ整形外科を受診するものです。そこで異常がなければ安心してしまいます。しかし、いつもと違う痛みを感じて私のクリニックを受診した結果、心筋梗塞が発見された……。そんなケースが、年間、数例あります。また別の男性の場合、まぶたの裏が白っぽくて貧血症状がありました。ただの貧血と見過ごしてしまう場合も多いですが、じつは早期の胃がんだったのです。病気には、意外 -
《酒に弱くなる、爪が白い…》医師に聞いた「がん」の予兆は?注意すべき「初期症状」
2025/09/04 11:00日本人の死亡理由の1位となっているのが「がん」。じつに4人に1人ががんで亡くなるとされている。定期検診などで見つかるほかに、意外な症状が発見のきっかけになることがあるという。『放っておくとこわい症状大全 早期発見しないと後悔する病気のサインだけ集めました』(ダイヤモンド社)など著書が多数ある、総合内科専門医の秋津壽男さんと、医療ガバナンス研究所理事長で、内科医の上昌広さんに意外ながんの症状を教えて -
日本初の“スマホ認知症”専門外来医が警鐘!「スマホ依存」を抜け出す簡単な方法とは
2025/09/03 11:00「朝にサプリメントを飲んだかどうかわからなくなってしまった」「おとといの夜、何を食べたか、もう思い出せない」記憶の衰えを実感するたび、「もしかしたら認知症かもしれない」とあせる読者世代は多い。「日常生活のなかで、物忘れや忘れ物があまりにも増えてきてしまったため、病院に行くか悩んでいる人もいるでしょう。でも安心してください、忘れたことを自覚しているケースは認知症ではありません。ただ『スマホ認知症』に -
《激しい喉の痛み“ニンバス”が猛威》患者急増中のコロナ感染…症状よりも怖いウイルスがもたらす“新事実”
2025/08/28 06:00「8月22日、厚生労働省は、8月11~17日までの1週間に報告された新型コロナウイルスの1医療機関あたり患者数が6.30人であったと発表しました。これで9週連続で増加傾向が続いていることに。7月中旬時点ですでに患者数の40%を占めていて、現在主流となっているのが、オミクロン株から派生した新たな変異種『ニンバス』です。“カミソリの刃をのみ込んだよう”と表現されるほど、一部の患者は強烈な喉の痛みを訴え -
猛暑とクーラーの冷えで増加した「便秘」を解消!簡単すぎる“入浴のコツ”とは
2025/08/27 11:00連日、肌が痛くなるほどの強い日差しが照りつけている今夏。そのせいか、「体がだるい」「疲れがとれない」など、不調や猛暑によるストレスを感じている人も少なくないだろう。なかでも多いお悩みが“夏の便秘”だ。■猛暑のせいで6割近い人が便秘に!池田糖化工業が、全国の20~50代の男女オフィスワーカー400人を対象に実施した「夏の冷え・便秘に関する調査」(’24年6月)によると、「夏に便秘になりやすい」と答え -
全米トップ病院の医師が警鐘…「ビール1日2本以上飲む」人は認知症リスクが増加のワケ
2025/08/26 16:00お盆を過ぎても、全国的に35度以上の残暑厳しい日が続いている。19日に発表した気象庁の秋(9~11月)の3カ月予想によると、全国的に平均気温が例年より高い見込みで、しばらくは暑さ対策が求められそうだ。「暑いとつい、サボってしまいがちになる生活習慣で、認知症予防のためにも気をつけてほしいのは換気です――」そう指摘するのは、米ニューヨーク市のマウントサイナイ医科大学の老年医学・緩和医療科の医師である山