高齢者の最新ニュース
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年約3万4千円増…医療費75歳以上2割負担でどうなる
2021/01/01 11:0012月15日、政府は75歳以上の医療費の窓口負担について、年収200万円以上(単身)の方を2割にすると閣議決定した。夫婦ともに75歳以上の場合は、世帯年収が320万円以上だと2割負担になる。そんな高齢者の医療費引き上げについて、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。■菅内閣の決定で医療費倍増の高齢者も2割負担の対象者は約370万人。引き上げは’22年10月~’23年3月に始まる予定 -
保険の専門家が選んだ「いま入るべき認知症保険BEST3」
2020/12/18 15:50「80代になると、認知症の罹患率は2割を超えるというデータが出ています。いざ、そのときに備えるのが、認知症保険です」こう話すのは、今月発売の『NEWよい保険・悪い保険』(徳間書店)共同監修などで知られる保険のプロ、長尾義弘さん(ファイナンシャルプランナー)。年齢階級別の認知症有病率(厚生労働省/認知症対策総合研究事業)によると、なんと女性は80代後半で43.9%が認知症を患うとされている。「正確に -
高齢親が「物を床に直置き」はゴミ出し困難の兆候 専門家指摘
2020/12/06 15:50あなたの親は自力でゴミ出しできていますか? 分別も、ゴミを運ぶのも高齢者にとっては大仕事。実家をゴミまみれにしないために、子どもの私たちにできることとはーー。年を重ね、身体機能や認知機能が衰えることにより、ゴミ出しができず、家にため込んでしまう。そんな“ゴミ出しができない高齢者”が問題になっている。環境省は’19年にゴミ出し支援に関する全国調査を実施。回答を得た1,648市区町村のうち、ゴミ出し支 -
帰省時、母がゴミの中に…5年後274万世帯が「ゴミ屋敷」に
2020/12/06 11:00年を重ね、身体機能や認知機能が衰えることにより、ゴミ出しができず、家にため込んでしまう。そんな“ゴミ出しができない高齢者”が問題になっている。環境省は’19年にゴミ出し支援に関する全国調査を実施。回答を得た1,648市区町村のうち、ゴミ出し支援を行っているのは23.5%だった。回答した自治体の87.1%が「高齢化でゴミ出し困難な住民が増える」と危機感を抱く。60代のA子さんは、半年ぶりに帰省した際 -
「できないのは恥」ゴミ出し困難を隠したがる高齢者の実態
2020/12/06 11:00年を重ね、身体機能や認知機能が衰えることにより、ゴミ出しができず、家にため込んでしまう。そんな“ゴミ出しができない高齢者”が問題になっている。環境省は’19年にゴミ出し支援に関する全国調査を実施。回答を得た1648市区町村のうち、ゴミ出し支援を行っているのは23.5%だった。回答した自治体の87.1%が「高齢化でゴミ出し困難な住民が増える」と危機感を抱く。「高齢になると、誰もがこれまで普通にできて -
小児ICUで赤ちゃん抱っこし続けたボランティア、86歳で亡くなる
2020/11/19 17:40米アトランタ小児医療センターの集中治療室(ICU)で、14年間にわたりボランティア活動を続けてきたデイヴィッド・ダッチマンさんが先週土曜、86歳で亡くなっていたことがわかった。地元テレビ局11Aliveが報じている。長年従事していたマーケティング職からリタイアした2005年、ダッチマンさんは仕事以外に打ち込めるものを探してICUでのボランティアにたどり着いた。毎週火曜日は小児ICU、木曜は新生児I -
離れて暮らす高齢親の見守りはIT機器+“人の目”で!
2020/11/11 15:50「新型コロナで帰省を自粛した人も多いでしょう。ふだんであればすぐに気が付く異変にも、気が付くのが遅れるため、心配が尽きないという声をよく聞きます」そう語るのは、介護作家・ブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは岩手県で一人暮らしの認知症の母(77)を遠距離介護をしながら支えている。通常であれば年に20回ほど介護のため帰省しているが、今年は新型コロナウイルスの影響で帰省の頻度は少ないという。「離れていると -
スマホで施錠も…コロナ禍だからこその“老親見守りツール”
2020/11/11 15:50コロナ禍の今、離れて暮らす親を心配する人が増えている。「新型コロナで帰省を自粛した人も多いでしょう。ふだんであればすぐに気が付く異変にも、気が付くのが遅れるため、心配が尽きないという声をよく聞きます」そう語るのは、介護作家・ブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは岩手県で一人暮らしの認知症の母(77)を遠距離介護をしながら支えている。通常であれば年に20回ほど介護のため帰省しているが、今年は新型コロナウ -
親に代わってエアコンを調節…“老親守るIT機器”最前線
2020/11/11 11:00コロナ禍の今、離れて暮らす親を心配する人が増えている。「新型コロナで帰省を自粛した人も多いでしょう。ふだんであればすぐに気が付く異変にも、気が付くのが遅れるため、心配が尽きないという声をよく聞きます」そう語るのは、介護作家・ブロガーの工藤広伸さん。工藤さんは岩手県で一人暮らしの認知症の母(77)を遠距離介護をしながら支えている。通常であれば年に20回ほど介護のため帰省しているが、今年は新型コロナウ -
増える老親再婚トラブル「父の死後、後妻が勝手に実家を売却」
2020/11/04 11:00高齢者の再婚が増えている。国立社会保障・人口問題研究所によると、70歳以上の再婚数は’00年の1,718件から、’18年には3,955件と倍以上に急増中だ。「60代から70代になると、外出が減り、一気に人と会う機会が少なくなります。そんな日々を過ごす70代の方が“あと10年、20年は生きられる”と思うと、一緒に食事をしたり、旅行したりと、人生を豊かに過ごせるパートナーを求める気持ちが生まれるんです -
老親の再婚で多発する「財産・介護・墓」トラブル防止法
2020/11/04 11:00もしも親が「再婚したい」と言いだしたら……。子どもとして複雑な気持ちに加え、老親の再婚には財産や介護などさまざまな問題が。トラブルを防ぐ方法を聞いたーー。高齢者の再婚が増えている。国立社会保障・人口問題研究所によると、70歳以上の再婚数は’00年の1,718件から、’18年には3,955件と倍以上に急増中だ。「60代から70代になると、外出が減り、一気に人と会う機会が少なくなります。そんな日々を過 -
コロナ禍のスマホ依存で急増!「老眼のセルフチェックの方法」
2020/11/03 15:50「さらにコロナ禍で、ネットやスマホへの依存度の高まりや、運動不足もあり、若者から高齢者まで、老眼は加速度的に進んでいます」こう話すのは、医学博士で眼科専門医の平松類先生。そもそも老眼とは、加齢に従い近くや手元が見づらくなること。これはピント調整能力が低下し、近くのものに焦点が合いにくくなる目の老化現象だ。年齢的には、45歳がひとつの目安だが、個人差もあると平松先生はいう。「自分が老眼になっているか -
眼科医が教える「2.0度の100均メガネで老眼改善の可能性」
2020/11/03 15:50「『不思議、老眼鏡なしで文庫本が読めちゃった!』、『前より周りが見えやすくなった』、『最近、目が疲れていない』。私のところに、いま主婦たちの間で、老眼が改善したという報告が続々と寄せられています」そう話すのは、医学博士で眼科専門医の平松類先生だ。それもレーシック手術を受けたわけでも、視力回復センターに通ったわけでもない。なんと、100円均一ショップで売っている普通の老眼鏡を、1日5分かけるだけで、 -
みのもんたが免許証を自主返納 対策進む高齢ドライバーの制度
2020/10/27 15:58みのもんた(76)が10月25日放送の『朝からみのもんた』(読売テレビ)で、運転免許証を自主返納したと明かした。’19年に高齢者講習を受けた際、「運動神経ももうここまでだな、事故を起こしちゃいけないな」と衰えを実感。またアクセルとブレーキを踏み分ける試験では、「足が無茶苦茶になった」ともコメントした。警視庁によると、’19年の免許返納(65歳以上)は前年より42.7%増の約60万件と過去最多。75 -
老人ホームで繰り広げられる青春恋愛、施設手作りの挙式も
2020/10/14 15:50ひとつ屋根の下で男女が共同生活を送ったら、恋が芽生えるのは自然なこと。純愛から、珍エピソードまで、ふだん表に出ない老人ホームの恋愛事情を見てみようーー。「有料老人ホームなどの高齢者施設でも、入居者同士の恋愛はあります。入居者の約8割が女性なので、男性の奪い合いに発展することも。みなさんとてもお元気です」こう語るのは、シニアライフコンサルタントの武谷美奈子さん。高齢者の恋愛には、プラスの側面も多いと -
ベランダづたいにお相手の部屋へ…高齢者施設での赤裸々恋愛
2020/10/14 15:50「有料老人ホームなどの高齢者施設でも、入居者同士の恋愛はあります。入居者の約8割が女性なので、男性の奪い合いに発展することも。みなさんとてもお元気です」こう語るのは、シニアライフコンサルタントの武谷美奈子さん。高齢者の恋愛には、プラスの側面も多いという。「『一緒に旅行をしよう』など目標を持つことで、リハビリへの意欲が向上する方は多いです。また、ドキドキワクワクすることで、脳も見た目も若返る。恋愛は -
15件中9件が女性…コロナ禍で妻による“介護殺人”が増加
2020/07/30 11:00介護の疲れから、身内の苦痛を見るのがつらくて……親族に手をかけてしまう“介護殺人”は長年の社会問題だ。だが、コロナ禍で起こり方に変化の兆しがあるというーー。’00年に介護保険制度がスタートし、認知症などの高齢者の介護は家庭だけでなく、社会全体で取り組むことになった。ところが介護を理由とした家族間での殺人の件数は減らず、厚生労働省の統計によると年間20〜30件起きている。2週間に1件程度の頻度で、介 -
コロナで介護殺人が増…専門家提言「SOSの場を複数確保して」
2020/07/30 11:00’00年に介護保険制度がスタートし、認知症などの高齢者の介護は家庭だけでなく、社会全体で取り組むことになった。ところが介護を理由とした家族間での殺人の件数は減らず、厚生労働省の統計によると年間20〜30件起きている。2週間に1件程度の頻度で、介護殺人が起きている計算だ。同調査によると、加害者の3割から4割が女性で、女性が男性を上回ることは一度もなかった。しかし、「異変が起きている」と語るのは、日本 -
行方不明者を3回見つけた犬も…高齢者“徘徊”救う警察犬
2020/07/09 11:00時間がたつほど死亡率が高くなる、認知症による“徘徊”。そんな緊急事態に出動し、これまでに高齢行方不明者を3度も早期発見した警察犬がいると聞き、現地に向かったーー。「県内で1日に平均4〜5件、多いときには10件ほど、警察犬の出動要請があります。昨年、実際に出動した回数は721回で、年々増えている状況となっており、その大半は高齢行方不明者の捜索です」こう語るのは、’19年、認知症による行方不明者が全国 -
市民約4千人が捜索に 認知症“行方不明者”発見率100%の街
2020/07/09 11:00「県内で1日に平均4〜5件、多いときには10件ほど、警察犬の出動要請があります。昨年、実際に出動した回数は721回で、年々増えている状況となっており、その大半は高齢行方不明者の捜索です」こう語るのは、’19年、認知症による行方不明者が全国で3番目に多かった兵庫県の警察本部刑事部鑑識課・川崎廣貴警部(46)だ。7月2日、警察庁は’19年における認知症の行方不明者が全国で1万7,479人(前年比552 -
“老衰死日本一”の茅ヶ崎市 秘密は患者らに寄り添う在宅看護
2020/07/02 06:00厚生労働省が6月5日に公表した人口動態統計月報年計によると、’19年に老衰で息を引き取った人は12万1,868人で、過去最高となったーー。老衰死は、’00年ごろから増え始め、’18年以降は脳梗塞や脳出血など「脳血管疾患」を抜いて、「がん」「心疾患」に次ぐ、国内第3位の死因となっている。増加した背景にあるのは、単純に高齢化が進んだだけではない。公衆衛生学が専門の人間総合科学大学・丸井英二教授が解説す -
寝たきり・総入れ歯…それでも「最期にせんべいを」叶える歯医者
2020/07/02 06:00右肩上がりで増える老衰死。その数は約20年で5.7倍となっている。なぜ急に増えてきているのだろうか。理由を探りに、“日本一”老衰死が多い茅ヶ崎市に足を運んだーー。厚生労働省が6月5日に公表した人口動態統計月報年計によると、’19年に老衰で息を引き取った人は12万1,868人で、過去最高となった。老衰死は、’00年ごろから増え始め、’18年以降は脳梗塞や脳出血など「脳血管疾患」を抜いて、「がん」「心 -
「熱中症」半数が屋内 なりやすい人、起こりやすい場所に注意
2020/06/25 11:00猛暑日を観測する地点が出るなど、暑さも厳しさを増し、十分な対策が欠かせなくなってきた。「この夏は例年より気温が高くなることが予想されています。そして、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの人が例年より長時間自宅にいることが考えられます。梅雨が明けるまでは雨の日も多く、窓を開けて換気する時間も短くなり、蒸し暑さを感じやすいでしょう。自粛生活でストレスもたまりがちで、体調を崩す人が例年より増えるこ -
高齢ドライバーも安心、荻原博子語る「サポカー補助金」のススメ
2020/06/19 11:00新型コロナウイルスへの不安が消えないなか、公共交通機関を避け、移動にマイカーを使う人も多い。そうなると、心配なのが事故。特に高齢者の運転だ。’19年4月、東京都池袋で高齢ドライバーが11人を死傷させた事故は記憶に新しい。そうした事故に衝撃を受け、免許を自主返納する人が増えた。’19年の免許返納は、前年より42.7%増の約60万件で、過去最多だ(’20年3月・警察庁)。とはいえ、車が生活の足という地 -
無自覚に“かくれ脱水”…高齢者は「マスク熱中症」に細心注意
2020/06/15 11:00「毎年、夏本番の暑さを迎える7月以降は、誰もが熱中症に対する警戒意識を持ちます。しかし、5〜6月の時期も、熱中症で救急搬送される人が年々増え続けているんです。気温が一気に上昇したときに発生しやすく、いまの時期から注意をしておくべきでしょう」こう警鐘を鳴らすのは、堺市立総合医療センター救命救急科の医師で、熱中症予防啓発ネットワーク代表の犬飼公一さん。大量に発汗し体内の水分や塩分が失われ、めまいや頭痛