高齢者の最新ニュース
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高齢者施設、“順番待ち”人気施設に入るにはどうすればいい?
2017/04/17 12:00内閣府が行った「高齢者の健康に関する意識調査」(平成24年・対象は全国60歳以上の男女)で、《介護を受けたい場所》は男性の約4割、女性の約3割が“自宅”を希望している。国も’25年に向けて、病院のベッド数を15万床削減し、数十万人を自宅などで介護してもらう方向に舵を切っている。しかし、一方で、子どもに迷惑をかけたくないという理由で、有料老人ホームや高齢者向け住宅を選ぶ人も多い。さまざまな形態が存在 -
高齢者事故防止へ レコーダーで診断 県内自治体初
2017/03/03 16:00(写真・神奈川新聞社)高齢ドライバーによる交通事故対策として、大和市はドライブレコーダーを高齢者に無償で貸し出し、市職員が運転を個別診断する取り組みを始める。録画映像で自身の技能を客観的に把握してもらい、免許証の自主返納にもつなげる。県内自治体では初の試み。高齢者の認知機能検査を厳格化する12日の改正道交法施行に合わせた対応で、市は「シルバー・ドライブ・チェック」と名付けた。高齢者による死亡事故が -
高齢者の過半数が望む「最期を自宅で迎える」ためのステップ3
2017/02/15 06:00「住み慣れた家で死にたい」。そう望む高齢者は、全体の約55%にものぼる。国が病院での入院期間を短くし、在宅で療養するようにシフトしていることもあり、在宅介護の延長で親を看取るケースが増え始めてもいる。だが現在、日本では7割以上が病院で亡くなっている。看取るための情報が不足しているのだ。「高齢者は年を取るにつれていろんなところが悪くなり、病院に頻繁に連れていくのが次第に大変になります。全身を診察して -
やくみつる氏も苦言、「高齢者」年齢定義引き上げの意味とは
2017/01/20 06:00正月気分も抜けきらない1月5日、「高齢者の定義を10歳引き上げるべき」との提言が唐突に発表された。「現状、『65歳以上』と定められている“高齢者”の定義を『75歳〜89歳』とし、『65〜74歳』を“准高齢者”、『90歳以上』を“超高齢者”と区分することを提言しました」こう語るのは、高齢者の定義を見直すべきという提言を発表した「日本老年学会」の甲斐一郎理事長(東京大学名誉教授)。どうして高齢者の定義 -
医療保険は5倍に…高齢者&専業主婦を襲う「負担増リスト」
2016/12/15 12:00「'16年もあと半月余り。今年はマイナンバーの運用や、電力の小売り自由化などが始まりました。10月には年収106万円以上のパート労働者は、勤め先の従業員数が501人以上などの条件を満たすと、社会保険の加入が義務化されました。保険料負担が増えた方もいるでしょう。また、秋ごろからの野菜の高騰もあり、家計費を表す『消費支出』は1年2カ月連続で前年同月比マイナスと、冷え込みが続いた年でした('16年10月 -
人型ロボ 高齢者見守り 琉球ネットワークサービス、ソフト開発へ
2016/10/20 12:00多言語に対応し、空手の演武も披露する人型ロボット「NAO」システム開発の琉球ネットワークサービス(上原啓司会長)は19日、人型ロボット「NAO」の国内正規代理店であるスマートロボティクス社とロボットサービスに関する契約を締結したと発表した。琉球ネットワークサービスは今後、1人暮らしの高齢者を見守るシステムの開発などNAOに搭載するソフトウエアの研究を進め、沖縄独自のサービスを世界に発信する。NAO -
いつか親が倒れたら…高齢者向け住居・介護施設の特徴まとめ
2016/10/19 06:00救急車で病院に搬送されても、入院できる期間は90日……。介護が必要になった親を抱えて、どこに行ったらいいの?「自分で探して転院を」と言われても、戸惑う人がほとんどだろう。いったいどうすればいいのか。「3カ月を過ぎると、病院に支払われる入院医療報酬が極端に減ることになり、病院から退院を迫られます。そうした場合、医療機関には医療ソーシャルワーカーがいるので、まずは相談してみることをお勧めします。その病 -
岩手高齢者施設9人死亡に学ぶ災害死しない施設選び4カ条
2016/09/09 06:00大型台風10号の影響により岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」では、入所中の認知症高齢者9人全員が遺体で見つかった。「3年前にも台風が来て浸水したんですが、経験が生かされませんでしたね。入居者を早めに避難させていれば」と話すのは、施設の近所に住む70代の女性。高齢者などは、避難勧告や指示が発令される前の避難準備情報の段階で避難させることが求められている。しかし「楽ん楽ん」は岩泉町が情報を -
病気、障害乗り越え夢語る 横須賀で高齢者スピーチイベント
2016/05/09 12:00(写真・神奈川新聞社)高齢者が病気や障害を克服して実現させたい夢などを語るスピーチイベントが8日、横須賀市本町のヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開かれた。約300人の聴衆を前に、60~90代の男女7人が前向きに生きる姿を披露した。「夢の発表会~幾つになっても我ら青春~」と題したイベントでは、脳梗塞で左手がまひしている男性が「70年来の趣味のカメラをもう一度生きがいにしたい」、20年前に心臓のバイパ -
虐待、ネグレクト…安心な高齢者施設の選び方は
2016/02/17 06:00「全国の特別養老老人ホームなどを対象に、あるNPOが’15年に調べた結果、’12年以降の3年間で虐待と思える行為が『あった』『あったと思う』と答えたところが1,510カ所、全体の16.8%もあることが、明らかになりました」こう語るのは、『介護ビジネスの罠』などの著書がある、介護・医療ジャーナリストの長岡美代さん。「たとえば’15年2月、東京都北区の医療法人が運営するシニアマンションで、一部の高齢者 -
注目高まる「高齢者の地方移住」の前に必要な準備とは?
2016/01/13 06:00最近、高齢者の地方移住に関心が集まっている。その根底には、都市部での医療や介護体制の不安がある。読売新聞社の世論調査でも、「介護に不安を感じる」人は86%に達し、「都市部の高齢者が、介護を受けやすい地方への移住に賛成」は61%だった(’15年10月)。「政府も、地方移住を後押ししています。その内容は、健康に問題のないアクティブシニアが移住し、元気なうちに趣味やボランティア、仕事などを通じて人間関係 -
ますます増加する「貧困高齢者」にならないための予防策
2015/08/22 06:00老後の貧困問題を浮き彫りにしたNHKスペシャル『老人漂流教室“老後破産”の現実』が放映されたのは昨年9月。以来、「人ごとではない」「自分もなるかもしれない」と恐怖を覚えた視聴者からの反響は大きくなるばかり。老後の経済問題が深刻化するなか、番組にも関わった明治学院大学社会部教授・河合克義さんは『老人に冷たい国・日本「貧困と社会的孤立」の現実』(光文社新書)を出版。そして、NPO法人ほっとプラス代表理 -
「週3日、年金減らさず働く」注目集める高齢者専門の人材派遣会社
2014/10/27 07:00年金がカットされない範囲で働きたいシニアの間で、高齢者専門の人材派遣会社が注目を集めている。「趣味のテニスに週2回行くので、働くのは週3日」というのは、人材派遣会社「高齢社」(東京都千代田区)の村田勢次部長(75)。村田さんは東京ガスを退職後、同社に派遣社員として登録。3年前から本社勤務となった。ふだんは、取材の対応やクライアントとの調整などを行う。2〜3人がチームを組み、1社の仕事を「ワークシェ -
老後に不安抱える高齢者集まる大阪シェアハウスの取り組み
2014/08/29 07:00目的がはっきりしていて、住人たちがそれに向かって助け合っているのが最近のシェアハウス。現在、シェアハウスは都心だけに留まらず地方にも広がりを見せている。そんななか、老後に不安抱える高齢者が集まるシェアハウスも登場!要介護認定は受けていない。でも、日常生活に不安があるーーそんな人たちの支援の場となっているのが、大阪市平野区にある「シェアハウス中井」だ。「介護老人保健施設や有料老人ホームに入るほどでは -
夫と移った高齢者向け住宅で出会い…70代の不倫
2014/05/09 07:00「不倫はダメ!きっと不幸になる」と、普通、周囲の人間は言う。しかし、本誌は「後悔してない、今が幸せですから」と胸を張る女性の話を聞いた。以下は、岡部和子さん(71・専業主婦)の告白である。住み慣れた一軒家を処分し一昨年、高齢者向け住宅に移り住んだのは夫の提案でした。一人娘は海外勤務の夫について遠く離れてしまったので老後が心配だと。持ち物を10分の1に処分し、新しいすみかはなかなか慣れないところでし -
安倍政権の“高齢者いじめ”をサバイバルする法
2014/02/19 07:00年金支給額の引き下げ、介護保険料と後期高齢者医療制度の保険料のアップ、公共料金の値上げと、安倍政権下で負担増のラッシュが続いている。まるで“高齢者いじめ”ともいえる状況をどうサバイバルするか? 経済ジャーナリストの荻原博子さんに語ってもらった(以下・荻原さん)。「高齢者が持つ金融資産は、日本全体の約6割といわれます(総務省・’12年)。政府は、高齢者にお金を使ってもらい経済を活性化したいと考えてき -
吉行和子 主要キャストの年齢はみなオーバー70歳!高齢者の恋愛と心境を描いた映画に主演
2013/11/26 00:00ユーモアがあってチャーミング。主人公のたゑも吉行和子も、周囲を朗らかな雰囲気にしてくれる素敵な女性だ。「淡々と過ぎていく人生の花道を、燦さん々さんと輝かせてくれるお相手を探しております」そんなセリフから始まる映画『燦燦―さんさん―』は、夫を亡くし、長い間、一人暮らしをしていた鶴本たゑ(吉行)が結婚相談所へ駆け込み、人生のラストパートナー探しに励む物語。主人公が77歳、ほかの主要キャストも70歳以上 -
今のうちに備えを……「高齢者負担ラッシュ時代」がやってくる
2013/08/29 07:00「円安の影響で輸入品やガソリン、電気料金も高騰が続き支出は増える一方ですが、高齢者の収入源である公的年金が10月から減額されます。これは昨年11月に成立した法律によるもので、今年10月に1%、来年4月に1%、再来年’15年4月に0.5%と、3段階に分け計2.5%の引き下げが決定しています」こう話すのは経済ジャーナリストの荻原博子さん。荻原さんによると、厚生年金の標準世帯である夫婦2人分で、現在の月 -
平均年齢70歳! 超人気“高齢者向けシェアハウス”とは
2013/03/25 07:00昔は貧乏学生やバックパッカーたちが集うイメージがあったシェアハウス。だが、今では若者向けのものから高齢者向けのものまで、需要別・世代別に、さまざまな形態のシェアハウスが登場しているという。千葉県千葉市稲毛区にある”スマートコミュニティ稲毛”は、56〜89歳、平均70歳の人々が入居する高齢者向けのシェアハウス。住居棟のマンションと共用スペースであるクラブハウスが別棟になっているため、プライベートと共 -
「サービス付き高齢者向け住宅」悪徳業者にだまされない方法
2012/03/03 00:00「サービス付き高齢者向け住宅」悪徳業者にだまされない方法 「これまで、高齢者向け賃貸住宅には、『高齢者専用賃貸住宅』など3種類の住宅制度がありましたが、昨年10月20日に『サービス付き高齢者向け住宅』(以下、サ付住)に一本化されました。介護や医療と連携し、高齢者が安心して生活できる環境を整えるのが目的です」(住宅コンサルタント・平賀功一さん) 老後、介護が必要になっても、ひとりになっても安心して暮 -
高齢者に“墓友女子会”急増
2011/11/04 00:00死後の世界を笑いながら話す高齢者の“墓友女子会”が急増同じ墓地や納骨堂に一緒に入る仲間を“墓友”と呼ぶという。そんな、お墓を通して出会い交流を深める“墓友”の輪が最近、広がりを見せている。’89年には全国で4件だった共同墓・集合墓は、’03年には600件以上に急増し、今も増え続けているという。秋晴れのなか、東京都町田市にある共同墓地「桜葬墓地」で行われた「墓友女子会」に駆けつけた。「親友夫婦もお墓