免疫の最新ニュース
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1時間に1cmのスピードで手足が壊死…劇症型溶血性レンサ球菌感染症「人食いバクテリア」で年間死者1000人に!
2024/04/04 11:00今年に入って、猛スピードで広がる致死性の強い感染症。聞けば、どこにでもある常在菌が悪さをするという。放置すれば、手や足がどんどん壊死する病気とは――。「発症後の致死率が30%と、きわめて高い“人食いバクテリア”ともいわれる、劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)の感染が、今年に入って拡大しています。国立感染症研究所によると、1月から3月21日までの11週間の患者報告数が517件となり、過去最多と -
毎日食べて免疫力UP インフル予防に夜のレインボー納豆!
2024/01/17 11:00「納豆を朝食の定番としている人が多いと思いますが、腸の働きは就寝中にもっとも活発になるため、夕食時に納豆を食べたほうが、健康効果をすべて取り入れられます。インフルエンザや風邪にかかりにくい体を作ることが期待できます」そう語るのは、栄養士であり料理研究家の若宮寿子さん。納豆の健康効果に注目し「酢納豆」などアレンジ料理を生み出してきた若宮さんに、免疫力を高める納豆の効果について聞いてみた。■腸内環境を -
ささくれは、剥くな!! 細菌やウイルスにとって“侵入し放題のドア”
2023/12/22 06:00爪のまわりの皮膚が剝けてしまう、ささくれ。寒くなると繰り返し剝けて、見た目も悪く、時には痛みも出るやっかいなトラブルだ。「ささくれができたら、触りすぎや、引っ張って剝くのは絶対にダメ。ひどく痛んで赤く腫れ、思いがけない炎症を引き起こす恐れがあります」そう忠告するのは、やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院の宇井千穂先生。指回りは、皮膚の成長の途中で爪の形に添って引っ張られるため、部分的に皮膚が裂けや -
帯状疱疹ワクチン打つ?打たない? 助成金でザワつく50代以上の女性たち
2023/12/04 15:50帯状疱疹ワクチンの補助金が出るということが各自治体で発表され、50代以上の女性たちの間で、接種するかどうかが話題になっている。80才までの3人に1人が発症するといわれる「帯状疱疹」。体の片側に、痛みが出ると、そのあと神経に沿って帯状に発疹・水ぶくれの症状があらわれる。激しい痛みを伴い、発熱や頭痛の症状も出ることもある。早期に治療を開始すれば通常は2~4週間でよくなっていくことが多いが、10~25% -
「もう無理」と体が免疫システムに伝令…約20年の研究でみえた「睡眠不足の大きな代償」
2023/07/24 06:00日本人は平均すると1日に6時間35分ほど寝ている。国際平均からは45分短く、働き者の日本人らしい数字だが、それでも生活の3割弱は寝て過ごしている計算となり、いかに快適な睡眠を取れるかが人生の豊かさにも直結する。スウェーデン・ウプサラ大学の神経学者と健康問題を20年追ったヘルスジャーナリストが、人間の生活に欠かせない睡眠のさまざまな謎を解き明かした『熟睡者』から一部抜粋、再構成してお届けする。私たち -
花粉症の人ではがんリスクが半減する可能性 東京大学特任教授が指摘
2023/03/30 11:00スギ花粉の飛散量がピークを迎え、ヒノキ花粉も飛び始めたこのごろ。環境省は、関東・北陸・中国地方の今年の花粉量は過去10年で最大となると予想していた。昨年よりもひどい花粉症の症状に悩まされている人や、今年になって花粉症を発症してしまった人も多いのではないだろうか。そんな憂き目にあっている花粉症の人に、ある“朗報”が。「花粉症の人は、がんによる死亡率が約半分になったという研究結果があるのです」こう語る -
コロナ禍で感染リスクが高まった帯状疱疹ウイルスは「キウイ」「菜の花」で不活化!
2023/03/19 06:00コロナ禍以降、帯状疱疹を発症している人が世界的に増えているという。新型コロナへの感染が帯状疱疹の引き金となることに関しては、アメリカの約200万人のデータを解析した最新研究もある(https://academic.oup.com/ofid/article/9/5/ofac118/6545460)。50歳以上では、新型コロナに感染した人はそうでない人と比較して、感染から6カ月以内に帯状疱疹を発症する -
「豚肉×玉ねぎ」で免疫力強化、「酢×アサリ」で疲労軽減…コロナに負けない食べ合わせ
2023/01/12 06:00ふだんの食事も、食材の食べ合わせ次第で、“免疫力強化”“腸内環境改善”といったうれしい効果をアップさせることができるというーー。そんな最強の組み合わせをご紹介!「毎日食べている食材は、食べ合わせによって食材が持つ栄養効果を高めることができます。その結果、免疫力を高めて、終わりの見えない新型コロナの感染を防ぐこともできるのです」こう話すのは、美容・アンチエイジング専門医で予防医学や栄養学にたける「Z -
渡辺徹さんも罹患…見逃してはいけない「敗血症のサイン」
2022/12/13 15:5011月28日に亡くなった俳優・渡辺徹さん(享年61)の死因は「敗血症」と発表された。細菌やウイルスの感染症がきっかけで免疫の制御ができなくなり、最悪の場合は死に至るという恐ろしい病気だ。また、新型コロナ感染症の重症者で、呼吸障害から多臓器不全となり死亡する症例の多くも、この敗血症によるものである。「何らかの感染症にかかると、体内では免疫反応として炎症が起き、病原体を攻撃したり、障害を受けた部位を修 -
女医おすすめ!インフルエンザ流行時期に食べておきたい食材ランキング3
2022/12/12 11:00インフルエンザなどの感染症に負けないために、日ごろから栄養のある食生活を心がけ、免疫力をつけておきたいところ。美容アンチエイジング専門医で予防医学や栄養学に長ける黒田愛美先生によると「免疫力を高めるための食事のポイントは、(1)ビタミン、ミネラル、たんぱく質などの栄養をバランスよく取る。(2)腸内環境を整える食材を選ぶ。(3)抗酸化力の高い食材を選ぶ」の3つになるそう。そこで、身近な食材で黒田先生 -
コロナ感染リスクも増加…免疫力低下招く「睡眠負債」とは?
2022/09/28 11:00季節の変わり目に夏の疲れがドッと出て、なかなか寝付けないという人も多い。「睡眠不足や睡眠障害は、不調やさまざまな病気のもと。よい睡眠を取るためには時間の確保はもちろん大切ですが、たくさん寝ればいいというものでもありません。睡眠の質を高めることがとても重要なのです」そう語るのは、米スタンフォード大学医学部精神科教授の西野精治先生。西野先生は睡眠・覚醒のメカニズムを研究している。西野先生が提唱している -
アイスの甘味料は免疫力低下の可能性が…“危険な食品添加物”正しい対処法とは?
2022/08/25 15:50私たちが日ごろ口にしている食品の多くに使用されている添加物。その中には、健康を脅かす恐れのあるものも少なくない。リスクを少しでも抑えるために、今日からできる心がけとはーー。《香辛料を控え添加物を使用しない、子供でも安心して食べられるケチャップを作りたい! という想いで作られたそうです》8月10日、こうツイートしたのは農林水産省のツイッター公式アカウント。農水省が“添加物は使用しないほうが安心”と考 -
1年経っても記憶障害が…厚労省専門会議で報告されたコロナ後遺症実態
2022/06/09 06:00新型コロナウイルスによる後遺症が認知障害を招くメカニズムははっきりしていない。免疫調節不全による炎症の進行、血栓症による血管損傷などの説があるが、未解明な部分が多い。6月1日、厚生労働省に助言する専門家会議において、こんな調査結果が発表されたからだ。慶應義塾大学医学部呼吸器内科の研究チームが、2020年1月から2021年2月までに、コロナ陽性となった男女1066人を対象にコロナ後遺症について追跡調 -
絶対に休めない!コロナ対応前線医師の「健康ルーティン」
2022/02/10 06:00「少々の体調不良では休めない」勤勉な私たちは、微熱や軽いなどをこらえながら働いてきた。だが、新型コロナウイルスの感染拡大が起き、意識が変わった。「体調が悪いときは休むべきだ」と。ただ風潮がどんなに変わっても、「風邪で休める。ラッキー!」と楽観的に思えないのが、まじめ人間の性か。今度は、「体調を崩すと休まないといけないから、体調を崩せない」などと強迫観念を抱く人もいる。「私も絶対に休めません」そう話 -
石田ゆり子の納豆みそ汁、浜辺美波は冷ご飯…冬ドラ女優が実践する免疫力UP法
2022/01/27 11:00『妻、小学生になる。』(TBS系)では、主演の堤真一(57)の妻役を石田ゆり子(52)が演じる。亡くなった妻が小学生の姿で夫の前に現れるというストーリー。“奇跡のアラフィフ”とも呼ばれる彼女は“腸活”に夢中だという。「モロヘイヤ、なめこ、納豆、豆乳などを入れたみそ汁を食べるのが石田さん流の腸活。仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを一さじ入れるのがこだわりとか。石田さんは『腸と脳が繋がっている -
「唱えるだけ」でOK。体を緩め、姿勢を正してくれる言葉6
2021/08/30 15:50海外の演奏家や芸術家の間でよく知られた言語療法「アレクサンダー・テクニーク」。それをもとに、理学療法士が独自に作成した魔法の言葉を紹介。「体調不良や病気のほとんどは姿勢が影響しています。しかし、無理に体を動かそうとするのはかえって逆効果。無理をしなくても、言葉を使って体を整えることができます」こう話すのは、理学療法士の大橋しんさん。大橋さんは、これまで、臨床の現場で、「特命理学療法士」として、言葉 -
免疫力アップにデトックスも!「納豆+スパイス」のおいしい効果
2021/08/27 15:50「インド料理でよく使われるクミンやターメリック、日本人に身近なしょうが、七味唐辛子、など、好みのスパイスを納豆に振りかけるのが『スパイス納豆』です。優れた効能を持つ納豆とスパイスを組み合わせることで、その効能がパワーアップするんですよ」そう教えてくれたのは、薬剤師・国際中医師の大久保愛先生。漢方の考え方では、スパイス納豆の効能は(1)補気、(2)補腎、(3)活血、(4)痰湿除去の4つに分類できるそ -
爪の縦線はキッチンにあるもので改善!爪のプロが教えるお手入れ法
2021/08/23 15:50夏になると特に気になる、爪に入った縦線。これを隠すためにネイルをしているという人も多いのでは? じつはこの縦線、なくすことができるんです。マニキュア要らずの美爪を手に入れる方法を育爪のプロに聞きましたーー。スーパーへ買い物に出かけ、ふと足元を見ると、サンダルの先からカサカサの汚ない爪が……。今すぐ靴下をはきたくなった、そんな経験はないだろうか。「爪のお手入れ方法を見直せば、何歳からでも、きれいな爪 -
医師が解説 口呼吸の人、呼吸が浅い人の免疫力が下がるワケ
2021/07/14 06:00「なかなか進まないワクチン接種。接種までの間、自分の身を守るには、免疫力を上げることが欠かせません。免疫力が高ければ、感染リスクや、重症化リスクを下げることができるのです」そう語るのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。小林先生によると、免疫力アップのカギを握っているのは、意外にも“肺”だという。「肺で酸素を十分に取り込めないと、血中の酸素濃度が低下。足りない酸素を補うために呼吸の回数が増え、浅 -
冷房激しくなる季節に…医師すすめる「黒コショウ水」の効果
2021/06/18 06:00スパイスの健康効果を簡単に取り入れることができるのが「スパイス水」。水に入れて混ぜるだけだから超カンタン。飲む習慣をつけて、コロナ禍の夏を健康に乗り切ろうーー!スパイスにさまざまな健康効果があることが知られている。たとえば、カレーのスパイスの代表格、ターメリックは胃腸の調子を整える、シナモンは炎症を抑える、唐辛子は血流促進効果、など……。こうしたスパイスを利用した「スパイス水」が、さまざまな健康作 -
「クローブ水」持つ健康作用を医師が解説、食欲増進、消化促進
2021/06/18 06:00スパイスにさまざまな健康効果があることが知られている。たとえば、カレーのスパイスの代表格、ターメリックは胃腸の調子を整える、シナモンは炎症を抑える、唐辛子は血流促進効果、など……。こうしたスパイスを利用した「スパイス水」が、さまざまな健康作用をもたらすという。スーパーなどで手軽に入手できるスパイスを、水に入れて飲むだけという手軽さがうれしい。今回は2種類の「スパイス水」を紹介したい。まずは「クロー -
コロナ禍に最適!「7秒手のひらを押すだけで免疫力をアップ」
2021/04/23 11:00新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。変異株が猛威をふるい、「まん延防止等重点措置」の適用を受ける地域も増え、不安な人も多いだろう。「感染症予防には、手のひらを押すだけの『手もみ健康法』が効果的です」そう語るのは、これまでに6,000人以上の手のひらを見てきた手のひらセラピストの足利仁(めぐみ)さんだ。「手のひらには体の器官や臓器につながる末梢神経が約1万7,000本走っています。それらが集中 -
花粉シーズン本格化…「鼻メンテ」のために知るべき鼻の機能
2021/02/17 06:00「コロナ感染予防が普及したこともあってインフルエンザは今のところ流行にはいたっていませんが、花粉にはまた別の心がけや対策が必要となってきます」そうアドバイスするのは、たなか耳鼻咽喉科の田中伸明院長。体調を整えて免疫力を高めることに加えて、ウイルス対策の観点からその重要性が注目されているのが、鼻の中のメンテナンス(鼻メンテ)だ。コロナ禍に追い打ちをかけるようにやってくる花粉の本格シーズンを前に、鼻を -
花粉の季節…免疫機能低下のリスクとなる「乾燥」に注意
2021/02/17 06:00体調を整えて免疫力を高めることに加えて、ウイルス対策の観点からその重要性が注目されているのが、鼻の中のメンテナンス(鼻メンテ)だ。コロナ禍に追い打ちをかけるようにやってくる花粉の本格シーズンを前に、鼻を健全に保つことが欠かせないという。鼻には“空気清浄機”のような役割があり、その機能を最大限生かすことが身を守ることにもつながると、たなか耳鼻咽喉科の田中伸明院長は話す。「鼻には、外気を調整して肺が呼 -
他臓器より「温度が高い」からこそ冷えのケアは「肝臓」が要
2021/02/11 11:00「寒い季節に、私たちの免疫力は低下しがちです。免疫力と肝臓の働きは密接に関係していて、肝臓が元気だとやる気がみなぎり、免疫力も上がりますが、肝臓が疲れていると体調も優れなくなってしまいます。まだまだ寒い日が続くこの時季こそ、肝臓を元気な状態にしたいですね」アスリートゴリラ鍼灸接骨院の院長・高林孝光さんはそのように話す。「肝臓の働きのうち、特に重要なのは、(1)栄養の代謝、(2)解毒、(3)胆汁の分