第6のチャクラ
眉間に位置する第6チャクラはサンスクリツト名をアジュナーといいます。
指令、召使を意味します。
深い藍色をしています。
この眉間は鼻呼吸で取り入れるプラナの合流点があります。
右の鼻の流れが太陽・交換神経
左の鼻の流れが月・副交感神経
に対応するので、陰と陽のバランスがとれるポイント。
交感神経(活動的にする)と副交感神経(穏やかにする)の自律神経が安定すると、マインドの波がおさまり、普段使っている脳でない部分が働きだします。
ちょうど、脳下垂体といわれています。
脳下垂体から様々なホルモンや免疫システムの指令を出すので、アジュナーです。
よく心の目ともいわれる所ですが、自律神経が安定して、自分のエゴや表面の感情に波が無い時に、もっと奥にある潜在下の偽りのない心で判断できるからという事になります。
ヨガで右と左の鼻のバランス整えて瞑想してると、眉間の辺りに藍色~ばら色の光がみえますよ。
脳の現象と思います。
レッスンで座法とるとき、目を閉じたまま眉間のあたりを眺めるようにして試してください!
●良い作用
インスピレーション、直観
膨大な情報や表層で起きてる、自分や大勢の人の渦巻く感情の波に飲み込まれずに、身軽に直観的
に行動できる。
金魚は無駄な筋肉の動き、脳の伝達を使わずに、骨の動きですばやく移動します。
武術も骨の動きだけのほうが、無駄なく動けます。
インターネットで調べ物をしていても、広告や他の事に興味向けず、観が働くと、速やかに調べたい事へアクセスできます。
心身のバランスが整ってる時は表層の感情の波が収まってるので、深層の心がクリアに見えます。
(嵐の海では底は見えませんが、綺麗な波のない海なら底に眠る宝石の輝き=プルシャ、真我が見えます
これに従って行動を起こすので、身体と脳は心を行きたい所は運びやすくなるので、夢が叶いやすくなります。
●悪い作用
目的を無くす、生きる方向性を見失う
自分が何をしたいかがわからなくなります。
視覚の目で見たら左と右、どちらに行きたいか判断できるのに、心にスポットを当てると、とたんに方向感覚が無くなるなんて事もあります。
心の目が働かず、視覚や表面的な事、世間体などにより、行く道を曇らせてしまいます。
潜在意識が現実を引き寄せます。
例えば、自らケーキが食べたいと思わなければ、ケーキ屋に行かないし、買うこともありません。
なので、できるだけ、ポジティブシンキングを心がけて、いいことをイメージすると良いです。
●改善方法
ヨガのアサナ全てはプラナの通り道のナーディーを綺麗に掃除するので、瞑想しやすい状態にしてくれます。
第6の乱れを改善するのは、瞑想が1番。
はじめはあれこれと考えがぐるぐる回ってもいいので、しばらくそれを眺めます。
そのうちにスクリーンを見るような感覚になり、感情を眺めてるもう一人の誰かがいます。
煩悩的というか日常の悩みが客観的になると、自然に心のざわつきが鎮まり、
シャンティ(平安)になって心地よくなります。
なので、瞑想は苦になることや難しい事ではないので、寝る前の数分行うと、どんどんポジティブになります。