毎回登場するおいしそうなイタリアンに“よだれが出ちゃう”と話題の、ドラマ『dinner』(フジテレビ系・日曜21時~)。江口洋介(45)演じる変わり者の天才シェフ・江崎と、江崎が料理長を務めることになったレストラン・ロッカビアンカのスタッフの人間模様がおりなす群像劇だ。
今回は、レストラン・ロッカビアンカの支配人役の倉科カナ(25)に、ドラマに登場したなかで実際に食べておいしかったお気に入りメニューを教えてもらった。(レシピ提供:エコール 辻 東京)
【子牛のピッツァ職人風】
「1話に出てきたお料理です。子牛の柔らかさと、とろりと溶けたチーズとソースの組み合わせが絶妙。一口食べたら止まらないくらいおいしかったです」(倉科)
●材料(4人分)
子牛骨付きロース肉(または豚ロース肉)…4枚
小麦粉…適量
にんにく…1片
赤唐辛子…1本
トマト(缶詰)…400g
乾燥オレガノ…適量
白ワイン…100ml
ケイパー…大さじ2
モッツァレッラ…200g
オリーブ油…適量
エクストラバージン・オリーブ油…適量
塩、こしょう…各適量
≪じゃがいものピューレ≫
じゃがいも…150g
牛乳…75ml
バター…15g
塩、こしょう…各適量
≪野菜のグリル≫
赤ピーマン、黄ピーマン…各1/4個
なす…1/2本
ズッキーニ…1/3本
オリーブ油…適量
塩、こしょう…各適量
●作り方
付け合わせをつくる
1、じゃがいものピューレを作る。皮をむいて適当な大きさに切ったじゃがいもを塩ゆでにする。やわらかくなったらゆで汁を捨て、再び火にかけて粉ふきいもにし、熱いうちに裏ごしする。鍋に牛乳を温めてバターを溶かし、じゃがいもを加えて混ぜ合わせ、塩、こしょうで味を調える。
2、野菜のグリルを作る。ピーマンは4等分に切る。なす、ズッキーニは4等分の薄切りにする。野菜にオリーブ油をまぶし、グリルパン(または焼き網やフライパン)で焼いて火を通し、塩、こしょうする。
3、子牛肉を焼き、仕上げる
子牛骨付きロース肉は肉叩きで叩いて厚みを均一にし、筋切りをする。
4、鍋にオリーブ油、たたきつぶしたにんにく、赤唐辛子を入れて弱火にかけ、香りと辛みを油に移して取り出す。ざるで漉したトマト、乾燥オレガノを加え、下味の塩、こしょうをし、弱火で15~20分煮込む。
5、フライパンにオリーブ油を熱し、塩、こしょうをし、小麦粉をまぶした(3)を両面色よく焼いて取り出す。
6、(5)のフライパンの油を捨て、白ワイン、(4)、ケイパーを加えて軽く煮て、塩、こしょうで味を調える。
7、(5)を(6)に戻し、薄切りにしたモッツァレッラを等分してのせる。乾燥オレガノ、エクストラバージン・オリーブ油をふりかけ、蓋をしてモッツァレッラを溶かす。
8、器に(7)を盛り付けて、(1)と(2)を添える。