今年サマーで「世界遺産登録直後は富士山周辺の売り場で『億』が出る」と予想し、見事に的中させた風水建築家の山下剛さんはこう語る。
「五輪決定後には、ビル・ゲイツ氏の息子が『’20年に東京に行きたい!』とねだったそうですが、世界中の目が今、東京に集まっています。財運は人の気がもっとも大きく影響する。今回のオータムは’20年東京五輪と縁がある売り場に当たりがきますよ」
そのメーン会場となる新国立競技場は’19年3月に完成予定。この周辺で、昨年サマー1等前後賞5億円を出したのが『宝くじロトハウス青山ツインビル店』。
「前賞5千万円を当てたのは70代の男性。たまたま地下鉄に乗ろうとして前を通りかかって『まさかこんなところに』と縁を感じて購入したそうです」(販売員の馬場和子さん)
次に柔道会場になる日本武道館。最寄り駅の『九段下駅宝くじショップ』は今年4月に売り場名を変更。2カ月後にドリーム1等1億円が出た。
「改名してわずか半年ですが、ロト6で100万円も出ましたし絶好調。ナンバーズでよく当てる常連さんは『お堀の水が財運を持っている。武道館に行ったら必ず買う』と」(販売員の中川真知子さん)
有楽町の東京国際フォーラムは重量挙げが行われる予定だが、近くには今年ドリームで1等1億円2本が出た『有楽町大黒天宝くじ』がある。この売場は販売スタッフが妊娠すると大当たりが出るとのジンクスが。
「じつは今年2人がおめでた。まだまだ億が出る予感がします」(花井梨恵副店長)
次の五輪パワスポは日本代表選手を育てる目的でIOCが創設した味の素ナショナルトレーニングセンター。近くの『都営三田線板橋区役所駅構内売り場』
からは昨年オータム1等前後賞3億9千万円が。
「トレーニングセンターがあるせいで、今回の招致決定に板橋本町の商店街は大盛り上がり。周辺全体が元気をもらった感じです」(販売歴35年の茂木節子さん)
五輪開催時には東京の表玄関になる、空港第一旅客ターミナル地下の『羽田空港駅センター』にも注目。昨年末1等前後賞6億円が出ている。
販売員の二敷律子さん自身も、以前、ナンバーズ4のストレートとボックスで170万円を当てたことのある強運の持ち主。彼女が売り場にきたのが’08年12月。その月の年末ジャンボで2等1億円、続く昨年6億円で億が出ている。
「ここで働き始めたら、福をお客さんにすべて分けてしまっているようで、自分はさっぱり(笑)」(二敷さん)