マイケル母語るバブルスの今
マイケル母「バブルスは引退して普通のチンパンジーに…」
「マイケルの死から2年が経ちましたが、悲しみはまだ癒えません。いまだマイケルを変人扱いして報道するメディアも少なくない。天国のマイケルは泣いていることでしょう」と語るのは、マイケル・ジャクソンさん(享年50)の母・キャサリンさん(81)だ。
マイケルさんが突如この世を去ったのは、’09年6月25日のことだった。あれから2年、亡き息子について、キャサリンさんが電話インタビューに答えてくれた。
キャサリンさんが監修した写真集「NEVER
CAN SAY
GOODBYE」は全米で100万部近くを売り上げ、今年10月には、日本語版も発売された。多くのファンから愛され続ける息子について、キャサリンさんはこう続ける。
「最後にあったとき、マイケルは『もうコンサートはしたくない』と話していたの。これからは映画の仕事、プロデューサー的なことをしたかったみたいで……。あの子は、『僕に死んでほしいと思っている人がいる』と、何度か私に話したことがあるんです。もしかしたら、マイケルは何か知っていたのかもしれません」
長年別居が続いていた夫・ジョセフさん(82)とは昨年8月に離婚。彼女はいまロサンゼルスでマイケルさんの3人の遺児たちと暮らしている。’87年の来日時に連れてきたマイケルさんの“もう1人の家族”チンパンジーのバブルスくんも元気でいるそうだ。
「もう引退して“普通のチンパンジー”として育てられています。どこにいるのかは言えませんが、大事に扱われ、幸せに暮らしていますよ。兄弟姉妹ともいろいろありましたが、亡くなってからは皆も共通の思いのなかなかにいます。やはりきょうだいですからね。誰より絆は強いんです」