つむりそめり
「親になると、つい『平均』であることを子どもに求めてしまいがちですね。
親のエゴで、子どもの成績のみを気にして、他の子と比べて競争をあおってしまうお母さんが増えているのは、とても残念なことです。
親の役目は、子どもの優れた点を見つけてほめること!
元来、母は強く、母の愛は深く大きい。それほど母の愛は子どもの人生に影響を与え続けます。
沖縄には、爪に花の色を染めるように親の教えを心に染めておきなさい、と親の愛の深さを伝える『つむりそめり』という言葉があります。
この深い母の愛情というものは、自分の子だけに向けられるのではありません。
どうか、悪いことをした子には、『自分の子じゃないわ』と知らん振りをせずに愛を持って叱り、優れたことをする子は、きちんとほめてあげてるようにしてください。
社会の宝である子どもたちを守るのは私たち大人です」