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『九十歳。何がめでたい』のベストセラーも記憶に新しい作家・佐藤愛子さんいわく「最後に現れた霊能者」だという、霊視カウンセラー・尚さん。メディア初登場となる彼女が、霊視で背筋がひやっとするような霊的体験を持つ相談者の悩みを解決してくれました。題して「真夏の“ひんやり”心霊相談室」。尚さんの名回答をお読みください。

 

【Q】「行方不明の友人の消息を知りたいです。20代のころは、奇麗で明るくすてきだった彼女。10年ほど前にとある霊能者に霊視してもらったところ『この女性はもう長くない』と言われ……。彼女はいまも生存しているのでしょうか」(東京都・H・Sさん・49歳・自営業)

 

【A】「生きてはいるが……。若く美しく、楽しかった彼女のことを覚えておいてあげて」(尚)

 

亡くなっている方は、写真を霊視すると体の中が空っぽに見えるものなのですが、この写真に写っている女性は弱々しいながら、生存しています。ですが、悪しき縁で出会ってしまった男性に翻弄され、体を酷使する仕事を長年続けてしまい、心身ともに健康な状態ではありません。

 

なぜ会うことがかなわないのか。それは若く充実した時期に親しくしていた友人に、現在の姿を見せたくないという思いもあるのでしょう。消息がつかめないのは、「もう会いたくない」という場合もあるので、その気持ちを理解してあげてください。長い時間をかけて、また会えることもあるかもしれませんが、それがこの世であるのか、あの世であるかは……。

 

【Q】「兄が実家にあった仏壇を千葉に移したのですが、その後、3カ月もたたないうちに奥さんががんになり、そのまま亡くなってしまい……。やはり何の手続きもふまずに仏壇を移動したことが原因なのでしょうか?」(北海道・W・Hさん・52歳・主婦)

 

【A】「お墓や仏壇を移すときは慎重に。専門家であるお坊さんや神主さんに頼みましょう」(尚)

 

お墓や仏壇を移すときは、慎重に扱わなくてはなりません。“お引っ越し”になるので御霊が置いてけぼりにならないよう、お世話になっているお寺さんに相談されるといいでしょう。

 

いまの時代はどうしても神社仏閣が軽視されがちです。しかし古来、神社仏閣は存在自体に意味があります。神社は一帯をお守りしてくださる神様がお祭りされていますし、お寺にはさまざまな宗派がありますが、私たちのご先祖様を供養してくださっている大切な存在です。誰もが皆この厳かな存在を敬う心を大切にしなければなりません。

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