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「パレオダイエットを始めてから、2週間でお通じがよくなり、1カ月後には吹き出物や目の下のクマが消え、肌にツヤが戻ってきました。そして3カ月後には体脂肪が10%減って、今でもずっとキープしています!」

 

そう語るのは、パレオダイエット研究科の熊谷ナオさん。ふだんはノーメークで過ごすというだけあり、その肌はツヤツヤだ。

 

パレオダイエットとは、旧石器時代(=パレオ)に生きた人たちを見習い、肉や魚、野菜など、ナチュラルな素材のみを生かした食事のこと。ハリウッドセレブの間で再び注目されているという。

 

「大前提として加工品や添加物を含む食材は避けます。そして炭水化物は米やパンではなくイモ類などからとり、油はココナッツオイルやオリーブオイルなど良質なものを……けれど、3度の食事すべてをパレオにするのは難しいので、まずはおやつから自然由来のものに変えようと考案したのが“パレオスナック”レシピです」(熊谷さん・以下同)

 

パレオスナックのレシピは次のとおり。

 

■エネルギーボール・レモンパイ味

 

<材料>約10個分
デーツ(やわらかい状態)…100g
レモン汁…大さじ1
レモンの皮(刻む)…大さじ1
カシューナッツ…1カップ

 

<作り方>
(1)カシューナッツ以外の材料をすべてフードプロセッサーにかけ、1分以上攪拌する。
(2)1にナッツを加え、さらに15秒ほど攪拌し、ボール状に丸める。

 

■エネルギーボール・抹茶チョコ味

 

<材料>約10個分
デーツ(やわらかい状態)…100g
カカオパウダー…大さじ1+小さじ2
抹茶パウダー…大さじ1+小さじ2
アーモンド…1カップ

 

<作り方>
(1)アーモンド以外の材料をすべてフードプロセッサーにかけ、1分以上攪拌する。
(2)1にアーモンドを加え、さらに15秒ほど攪拌し、ボール状に丸める。

 

■スイートポテトフライ with ローズマリーソルト

 

<材料>約200g分
さつまいも…1本
ココナッツオイル…大さじ1
A(ローズマリー(刻む)…大さじ1、シーソルト…適量)

 

<作り方>
(1)さつまいもは1cm角のスティック状に切る。
(2)フライパンにココナッツオイルを入れ、1の片面を中火で焼く。
(3)焼き色がついたら裏返し、Aを加えて火が通るまで焼く。

 

■アボカドライムアイスクリーム

 

<材料>約300ml分
アボカド…1個
ココナッツミルク…1カップ
ライム汁…大さじ3+小さじ1
メープルシロップ…大さじ3+小さじ1

 

<作り方>
(1)アボカドは皮をむいてつぶし、材料すべてをなめらかになるまで混ぜる。
(2)冷蔵庫で2時間以上、冷やし固める。

 

小麦粉の代わりに粉末状にしたナッツ類を。牛乳の代わりにココナッツミルクなど種から搾られたものを。甘みづけには精製された白砂糖ではなくはちみつやメープルシロップ、デーツなどのフルーツを使い、油にはバターではなくココナッツオイル、またはアボカドを選ぶ。

 

「これらの食材が代謝を促し、脳も満足させます。ホルモンを正常化させるので、カロリーオーバーするような食べ方は自然とできなくなるのです。だから、糖質オフを意識したり、カロリー計算をする必要もない。このおやつを続けるうちに自然と味覚が変化して、太りにくい食生活に改善されていきます。無理もガマンもなく続けられるので、リバウンドせずにスタイルを維持できますよ」

 

まずは空腹時(食事と食事が5時間以上あくとき)にパレオスナックを食べることから。ゆる~く、パレオ生活を始めてみよう。

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