昨年6月23日に、上野動物園で生まれた双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが1歳の誕生日を迎える。
上野で初めての双子の誕生であり、コロナ禍で自粛ムードのなかの明るいニュースに、当時は日本中で歓喜の声があがった。その後も一生懸命ハイハイしたりヨチヨチ歩いたりと、愛くるしい姿が話題に。
同年8月、双子の名前公募の際には19万件以上の応募が集まり、今年1月に初めて一般公開されたときは、観覧の抽選倍率が348倍にもなるほどの人気となった。
現在は、2頭とも体重が25キロを超え、元気にじゃれ合ったり、りんごを食べるようになったりと順調な成長ぶりに、「感動しています」「わが子のことのようにうれしい」と、人々の心を癒す存在となっている。 そんな、“シャオレイ”のすくすく成長アルバム日記♪
【’21年6月26日】シャオシャオ
3日齢のシャオシャオ。全身ピンク色で、体重は122グラムという小ささ。
【’21年7月1日】シャオレイ
8日齢の双子。6月28日時点での体長は15センチと17センチだった。
【’21年8月16日】シャオレイ
54日齢。保育器の中で起き上がったレイレイと、寝ているシャオシャオ。
【’21年9月6日】シャオシャオ
75日齢。測定器の中におとなしく収まっているシャオシャオ。このころ、体重はもう4キロ超え。上野動物園の職員の声などに反応する様子も見られるようになった。
【’21年12月20日】レイレイ
一生懸命にミルクを飲む180日齢のレイレイ。2頭ともよく動くようになったため、170日齢を最後に体長の測定を終了した。
【’21年12月20日】シャオレイ
180日齢。一般公開の展示室デビューをしたころ。一歩一歩確認しながら歩いている感じが何ともかわいらしい。
【’22年2月7日】シャオレイ
229日齢。高さが3メートルほどある木のかなり上まで上手に登って遊んでいる姿が公開され話題になった。
【’22年3月14日】シャオレイ
264日齢。休息しているシャオシャオにレイレイがじゃれついた結果、こんな合体ポーズになったよう。
【’22年3月22日】シャオレイ&シンシン
272日齢。2頭そろってシンシンママにじゃれつくことも。シンシンもしっかり子どもたちの面倒を見ている。
■パンダ母子の観覧は抽選で
現在、シンシン、シャオシャオ、レイレイの観覧には上野動物園公式サイト内の「母子観覧抽選ページ」で申し込みが必要。当選すれば観覧できる。