これまでメディアに公開されていなかったロト1等の当せん売り場情報を本誌では今週も独自に入手。今回は9月21日抽せんの第1829回ロト6で1等3億5千136万1300円が出た兵庫県「城の西マックスバリュチャンスセンター」と9月7日抽せんの第1825回ロト6で1等1億1千136万3400円が出た東京都「市ヶ谷チャンスセンター」の億招きエピソードを紹介しよう。
兵庫県「城の西マックスバリュチャンスセンター」は国宝・姫路城で有名な姫路市内にあり、姫路城天守閣からいちばん近くにある宝くじ売り場だ。21年3月17日抽せんのミニロトで1等745万円などが出ていたが、億当たりは今回が初めてだという。
「今年は姫路城が世界文化遺産に登録されてから30年の節目の年で町中が盛り上がっています。とくに『城の西』という売り場名からもわかるように天守閣からいちばん近い距離にあります。じつは今回のロト1等が出る1か月ほど前でした。ちょうど売り場から見て、お城の方向に虹が二重にかかっているのを販売員が目撃しまして、これはなにかのお告げかもしれないと写真に撮ったんですよ。二重の虹は吉兆とよく言いますが、本当に“億招きの虹”になりました」
と、興奮気味に話すのは周藤伸幸店長。たしかに二重の虹は西洋では“ダブルレインボー”と呼ばれ、願い事が叶う、祝福のサインとされている。
「先日はいつも息子さんと一緒に来店されて宝くじを購入する70歳くらいの女性もクイックピックで購入したロト6で2等400万円が当せん。『クイックピックでも当たる時は当たるんやね』とびっくりされていました(笑)。本当に売り場の運気は絶好調です」(周藤伸幸店長)
一方、東京都「市ヶ谷チャンスセンター」も億当せんは今回が初めて。JR市ヶ谷駅から靖国神社に通じる靖国通り沿いにある売り場。地元のオフィス街のサラリーマンのほか、春のお花見時期はもちろん普段も靖国神社を参拝した人がゲンを担いで購入していくことも多いという。
「今回のロト1等が出てすぐでした、当せんを知らずに売り場にいらした人が1等に当せんしていました。毎週、ロト6の抽せん日の月、木に売り場に購入に来る熱心なファンの男性で、ご本人も販売員も突然の大当たりにしばし固まってしまったようです。毎週決まって購入頂く常連のお客様に1等が当たり何よりでした」
と、えびす顔で打ち明けてくれたのは長沼浩二店長。売り場では、今年のバレンタインジャンボで3等100万円が出て、そろそろ億が出るのではと、期待が高まっていたという。
「先日も靖国神社にお参りしてきたという老夫婦が『ご先祖のご加護にあやかろう』と宝くじを購入されていきました。参拝された方々が売り場に福を分けていただいていることは間違いありません。本当にありがたいことだと思っています」(長沼浩二店長)
世界遺産登録30周年の姫路城と吉兆とされる“ダブルレインボー”パワーで絶好調の「城の西マックスバリュチャンスセンター」。かたや靖国神社参拝者に福をいただく「市ヶ谷チャンスセンター」。あなたも“二重の虹パワー”や“参拝のご利益”にあやかって、宝くじにチャレンジしてみてはいかが?
【売り場データ】
「城の西マックスバリュチャンスセンター」兵庫県姫路市岩端町106 城の西マックスバリュ前
「市ヶ谷チャンスセンター」東京都千代田区九段北4-1-10 九段ビル