すっかり乳がん連載になりつつある今日この頃ですが、皆さん、パイは大切に。
さて前回、12mmほどのしこり持ちであることを軽やかにカミングアウトした委員長です。
今回は、説明会で聞いた話を完全に受け売りでここに記そうと思います。
とはいえ、普段の企画会議でも書類に落書きをして過ごしている委員長が一ヶ月近く前に受けた講習会の受け売りですので、正確で詳細な情報をお探しのかたは医師に相談しましょう。
○乳がんと紛らわしい病気
乳がん検診でひっかかっても、乳がん以外の病気・症状である可能性も高いとか。
委員長はその判別をつけるために「要精密検査」になったんですね。
で、どんなものがあるかというと。
・乳腺症
・繊維腺腫
・乳頭分泌
委員長は「繊維腺腫じゃない?」と言われているので、それを鵜呑みにしてこの不穏な日々を明るく楽しく過ごそうと躍起になっています。
比較的若い女性に発症することが多く、良性腫瘍。繊維腺腫自体ががんになることはないのですが、腺腫の中にがんが混じっていることもあります……
って、ぎゃあ! ダメじゃん。
……気を取り直して。
○乳がん検診の方法
最もよく知られているマンモグラフィ、委員長が先日受けた超音波検診、それから触診の3つがあります。
マンモグラフィ、超音波だけでも8~9割は発見できるが、それぞれ、どちらかじゃないと見つけにくいがんもあるそうなので、この3つを全て受けることが最も望ましいそうです。
また、5mm~10mm程度のがんだと見つけにくい場合も。
ここで、前回のお話に戻りますが、乳がんは早期発見が肝と言われています。
20mm以上になると、脇の下のリンパ腺に転移している可能性が高く、5~10年の生存率は70%。
しかし、20mm以下の場合は転移の可能性が少なく、10mmで発見できれば必ず助かる。
というのが、この日講習会に立ったお医者さんの意見です。
自己検診で気づくしこりは、20mm大になっていることも多いため、
きちんとした検査が必要になってくるんですな。
20数年前、乳がんにかかる人は40人に1人程度だったそうですが、現在は20人に1人といわれ、さらに低年齢化しています。(昔は、60代~80代だったのが、いまは40代、50代、もちろん20代などさらに若い患者さんも増えました)
だというのに、日本の乳がん検診受診率は全国で14%!
NO!!
乳がんは誰でもなる可能性があり、明確にそれを防ぐことは難しいのです。
だったら、さっさと見つけてさっさと治していきたいですね。
委員長は選りすぐりのビビリなので、しこりが発見された夜はマジで枕を濡らしましたが、避けられない事実であれば早く見つけた自分を誉めて、対策を練るしかないと思っております。
今日はいままでになく真摯な委員長をお届けしております。
というわけで、皆さんもレッツ受診!
ちなみに、乳がんの原因についてはハッキリしていませんが、女性ホルモンの「エストロゲン」の影響が大きいことはわかっているそうです。
女性ホルモンは大きく分けて「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類。
エストロゲン=色気ホルモン、プロゲステロン=母性ホルモンと委員長はざっくり分けていますが、この色気ホルモンが長時間、高濃度で維持されていると、乳がんにかかりやすいとか。
委員長、女豹疑惑。わーお。
ちなみに、「長時間、高濃度で維持」というのが具体的にどういうことなのか。例です。
・初潮が早い人
……委員長は、遅いほうでしたが……
・閉経の遅い人
……ていうか、まだ閉経する年齢でもないのですが……
あれ?
次。
・妊娠、出産経験がない、少ない。
……これかな、うん。三十路だが、ない。
次。
・脂肪代謝が鈍い
…………
これだーーーーーー!!!!
乳がんは、先進国に多い病気とも言われるそうです。
便利すぎる生活に慣れていると、運動不足、高脂肪になり、それが原因に繋がっていくのでは、と。
やっぱり運動は大事ですね。
……と、こればっかりはなんというか心を込めて発言できない委員長でした。
つづく。
(今回は文字ばっかりでしたねえ)