インドの伝承医学・アーユルヴェーダのカンタンな診断法

ヴァータ、ピッタ、カファ、どのタイプになりましたか?

それぞれに合う食べ物です。

インド伝承医学・アーユルヴェーダの簡単な診断法です。
体質別に薦めて取るべき食べ物と控えた方がいい食べ物です。

ヴァータ (風) 型

身体の運動エネルギーで神経伝達や呼吸、細胞分裂などの異化作用。
痩せ型で胸が薄く、背は極端に高いか小さい。
肌は浅黒く乾燥気味。 皮膚が薄いので静脈が浮いてたりします。
活動的でおしゃべり。軽快な印象ですが、ヴァータが乱れると、神経質になり、不安になります。
冷え性なので、温かい飲み物、甘味・酸味・塩辛いものを異常に欲したりします。
痩せ型で体力もないので激しいダイエットには向きません。
食欲にムラがあるのが特徴なので3食正しく取るようにきをつけて下さい。
身体が冷えてヴァータが悪化すると便秘やお肌がしわしわ・カサカサになる
ので体を温める食品で代謝を下げないようにするプロパー(適切)
ダイエットを続けましょう。

  • おすすめ 
    お米、牛乳、チーズ、大豆、ナッツ、果物、ヨーグルト、梅干
    甘味・酸味・塩辛いもの
  • 控えて
    生野菜、乾燥物、渋みの強い緑茶や紅茶

 

 ピッタ(火)型

体の消化エネルギー。食べたものを燃やし、活力へ変換するので、ピッタ
のひとは情熱的で知的。筋肉質でスタイルの良い人が多いです。
髪も肌も柔らかくつややか。吹き出物や湿疹が出やすい傾向も。
性格は野心的でリーダーになりたがる人が多い。
贅沢を好む。
 
食べたものをすぐ消化するので快便ですが、すぐにお腹がすき、食欲が大盛。
腹八分目に控えましょう。
 
添加物、農薬、などが付いたものまでいっぱい体内に入れないように!
有害物質が細胞に付着すると、痩せにくくなります。

  • おすすめ
    甘味、苦味、水、生野菜、体を冷やすハーブ(コリアンダーなど)
    オリーブ油
  • 控えて
    アルコール、体熱くするスパイス(唐辛子など)、ナッツ、ヨーグルト 
     

カファ (水)型

結合エネルギー。体の物理的な構造を形成します。
水滴と水滴があったらくっ付く様に、組織をつなぐ同化作用。
 
そのため体格はよく、胸も厚い。
骨も歯も大きくてしっかりしてます。
肌は青白く、ヒアルロンサンたっぷりで潤いがある。
目も大きく魅力的。
性格は穏やかで安定してるが、動作がスローだったり、頑固だったりする。
よく寝る人が多い。
 
太りやすい傾向があるので、食べものには注意が必要!
スタミナがあるので、強度高めのスポーツにもむくので、併せて行うのがベスト。
 
甘いものはカファを増やし、むくみやすくなります。
どうしても甘味が欲しい時は蜂蜜で代用を

  • おすすめ 
    温野菜、体温めるスパイス(黒こしょう)、豆腐、アーモンド油、熱いお茶、
    ワイン(適度)
  • 控えて
    甘味、塩辛いもの、脂っこいもの、肉類、ナッツ、乳製品、冷たい物
    バナナ、卵

 

とは言っても、大切なのはどの様に食べるか。
お腹がすいてないのに食べてしまうとか、間に合わせでレトルト食べるとか、急いで食べるなどいい加減にしない事です。
 
自然に任せて四季のものをバランス良くとる事も大切。
 
冬に取れる物(ゴボウとか)は重い性質あるので消化に時間がかかるから、体にエネルギーを為て温めてくれます。これを夏に食べたら、重くて胃もたれ、熱がこもり夏ばてなんて事になります。
夏のものは軽い性質(キュウリ、スイカ)なので消化がよく、痢尿作用もあるので体を冷ましてくれます。
自然に反さないほうが無理がなく、健康を保てます。
 
ヨーガは統合・バランスなので、あまり偏って食事制限するよりもビタミン、
ミネラル、たんぱく質をバランスよく取りましょう

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