日焼け止めはスポンジで塗る!美肌医師が教える秋の紫外線対策5選
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■ビタミンACE(エース)で肌の炎症を抑える

 

肌の老化防止には、体の内側からのケアも重要。

 

「日焼けなどのダメージを受けて起こり、肌老化の原因に直結する『炎症』を抑えるためには、3大ビタミンと呼ばれるビタミンA・C・E(エース)が有効です。ビタミンAには潤いを保つ効果があり、ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、ビタミンEは肌の新陳代謝を活性化させます」

 

【肌の老化を防ぐ3大ビタミンACE】

 

〈ビタミンA〉

肌や粘膜を保護して潤いを保ってくれる効果が。ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、小松菜などの緑黄色野菜や、レバー、卵、サケに多く含まれる。

 

〈ビタミンC〉

シミ・そばかすを防ぐコラーゲンの生成を助けてくれる。ブロッコリー、ピーマン、パプリカ、キウイ、クコの実、レモンに多く含まれる。

 

〈ビタミンE〉

血行を促進し、肌の新陳代謝を活性化させて老化を抑える。かぼちゃ、ごま、ナッツ、くるみ、アボカドなど種実類に豊富に含まれる。

 

「乾燥してくるこれからの季節は、『ルッコラ』×『サバ缶』、『秋サケ』×『サクラエビ』、『かぼちゃ』×『くるみ』など、ビタミンACEが豊富な食べ合わせを意識して取りましょう」

 

【ビタミンACEで“肌のバリア機能”をアップ】

 

〈ルッコラ×サバ缶〉ルッコラパスタ

ビタミンCがほうれん草の2倍含まれるルッコラが、肌のバリア機能をアップさせ、透明感のある肌に。サバ缶には抗酸化作用があるDHA・EPAや、肌の老化予防効果のあるオメガ3系脂肪酸がたっぷり。

 

〈秋サケ×サクラエビ〉秋サケおにぎり

秋サケとサクラエビは、紫外線によるシミやシワ、たるみを防ぐ抗酸化作用のある「アスタキサンチン」が豊富な最強タッグ。サケには、美容と健康にいいといわれるDHA・EPAが豊富で、肌ツヤにもよい。

 

〈かぼちゃ×くるみ〉かぼちゃサラダ

ビタミンACEトリオがそろったかぼちゃは、乾燥しやすい季節に必要な潤いをキープし、シミ予防に効果的。くるみも老化を防ぐビタミンEが豊富。オイルを少量垂らすと吸収率がアップするのでオススメ。

 

最後に、友利先生はこう言う。

 

「高い美容液よりも、毎日の日焼け対策こそが、美肌の秘訣です」

 

涼しくなったこれからの季節も、毎日の紫外線ケアを徹底し、シミ・シワ・たるみを予防しよう!

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