【STEP1】バスタオルを横に敷き、端の2カ所をつかむ
あおむけのときは膝は伸ばさず、立てて両膝をつけたほうがラク。
「腕が伸びた状態になるようにつかみ、バスタオルがたるまないようにピンと張ると効果を感じます」
この段階で、すでに両肩のまわりが伸びてきた。
【STEP2】バスタオルで体を包むように引っ張る
体を倒す際には、「強めに引っ張りながら、背中を伸ばす感覚で、バスタオルで体を包むように覆います。背中の筋肉に刺激がいくように圧力をかけると気持ちいいです」
【STEP3】背中を伸ばした まま5回深呼吸をする
「背中側の肋骨あたりに息がしっかりと入るのを感じながら深呼吸を5回。肋骨が開いたり、閉じたりするのを感じます」
【STEP4】右側をやったら 次は左側も同じ要領で
STEP1〜4を1セットとし、まずは1日1セット。時間帯はいつでもいいが、寝る前にやると入眠を促す効果も期待できる。
万年猫背の本誌記者は、片側をやっただけで、肩まわりや肩甲骨のあたりがほぐれた。恐る恐る顔を鏡で見てみると、口角がグッと上がり、シャープな輪郭が戻っているではないか!
「しかも、呼吸がしやすくなるので、浅い呼吸ではなく深い呼吸になって、代謝がアップして睡眠の質も上がってきますよ。ただし、セルフケアは続けることが大事。バスタオルで簡単にできるので、毎日の習慣にしましょう」
健康をキープするのはもちろん、マスクを外したときに笑顔を見せられるように、今から続けよう。