■歩くことは生きる力になる
それでは、ダイエットにつながる、正しい歩き方を教えてもらおう。まず正しい姿勢の作り方から。
「内ももを閉じて、お尻をきゅっと締めてください。お腹をへこませて、胸を張ります。肩ではなく、お腹に力を入れるイメージです」
そのうえで、正しい歩き方を習得するために自宅で練習しよう。昨年11月に出版された、かなぺさん著『勝手に痩せて、一生太りにくくなる 奇跡の歩くだけダイエット』(KADOKAWA)から、多くの人が陥りがちな誤った歩き方を改善する3つの練習法を教えてもらった。
【1】お腹引き上げの姿勢
頭の上で手をクロスさせ、体を上に伸ばす。へその位置を5cm上げる感覚でお腹をへこませる。この状態で歩いてみる
【2】かかとから着地
【1】の姿勢からひざを前に伸ばす。かかとのラインよりも、つま先を5cm上げるイメージでかかとから着地する。ひざは曲げないように心がける
【3】足の指を動かして歩く
【2】でかかとから着地したあとに、足の指をパーにして地面を踏む。その後、足の親指の付け根に体重をのせる。重心移動はかかと→少し外側→親指の付け根の順
「足の指をうまく使えるように、はだしでやってみてください。【1】お腹引き上げの姿勢を習得できれば、ぽっこりと見える下腹部を改善できます。【2】かかとから着地を行うと、脚の筋肉をバランスよく使えるだけではなく、つま先の引っ掛かりを防ぐことで転倒防止にもなります。それができたら、多くの人ができていない【3】足の指を動かして歩くことを意識してみましょう。
外を歩くときも、これを心がけてください。また、遠くを見て歩幅を大きくとる、腕は後ろに引くイメージで歩きましょう。ダイエット効果が期待できますよ」
正しい歩き方を習得することは、人生を豊かにすることにもつながるという。
「受講生の中には70代の方もいらっしゃるのですが、姿勢よくきれいに歩かれている方が多いんです。正しい歩き方を習得することは、10年後、20年後も健康に自分の足で歩くことにつながります。『歩くことは生きる力になる』、そう考えて日々、歩いてくださいね」
正月太りや下半身太りで困っている人、少し歩くとひざや腰が痛くなってしまう人は、ぜひチャレンジしよう。
【PROFILE】
かなぺ
1991年生まれ。元モデルのウオーキング講師。正しい歩き方を発信するインスタグラムのフォロワーは約16万人。著書に『勝手に痩せて、一生太りにくくなる 奇跡の歩くだけダイエット』(KADOKAWA)
(取材・文:インタビューマン山下)
画像ページ >【写真あり】正しい歩き方を発信しているかなぺさん(他1枚)
