「これだけで料理が簡単にできる!」「ダイエットにも美容にもオススメ」と、塩麹に続く新調味料として大注目されているのが、塩レモン!そもそも塩レモンって何?

 

「レモンを塩でつけるだけの簡単調味料のこと。いわゆる塩づけですね。モロッコでは調味料としておなじみだそうです。梅干しをイメージしてください。梅と塩だけでできていますよね。それを洋風にした感じです」

 

自身もハマっている管理栄養士・フードコーディネーターの柴田真希さんが、塩レモンの魅力を教えてくれた。

 

「塩とレモンが熟成することで、味がまろやかに。お醤油、味噌など使わなくてもこれだけでOK!素材のうま味や甘味を引き出してくれます。また、塩レモンにはクエン酸が豊富に含まれています。これは糖質をエネルギーに変える働きがあり、ダイエットに必要な代謝アップ効果が期待できます。塩分と酸味の刺激は、唾液の分泌を促進させて消化を助けます。目で楽しみ、香りでリフレッシュし、味はまろやかといろいろ楽しめる魔法の調味料です」

 

では、その作り方を紹介しよう。材料は、レモン5個、塩75〜100g、清潔な瓶。

 

【1】瓶をよく洗い熱湯消毒する。レモンもよく洗い水気をふき取る。【2】レモンはヘタを切り取り、半分は5ミリの薄切りに、残り半分を乱切りにする。【3】容器に塩、レモン、塩、レモンの順に重ね入れる。途中、レモンを手で押し、果汁を出して塩となじませる【4】毎日、中身が混ざるように瓶を降り、1週間冷蔵室におく。保存は約3カ月。

 

「レモンは無農薬の国産ものがオススメです。塩は天然塩を。瓶は口の広いものが取り出すときに便利です。1週間以上つければできあがりです」

 

パスタに絞れば、塩レモンペペロンチーノ、ご飯に浸透させて、塩レモンちらし寿司……。この夏は簡単お手軽痩身メニューが増えそう。

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