ボケない生活は「小林式グーパー体操」の“手のひら刺激”から

「健康は手のひらから始まります。手のひらには多くの毛細血管が集まっていますが、その血流をよくすることが大事なのです」

 

こう語るのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。小林先生が提案する健康法「グーパー体操」が話題を呼んでいる。

 

「毛細血管は大きな血管を構成している細胞に栄養を提供しています。太い血管が弾力のある若々しい状態を保つには、毛細血管の血流がカギを握ります」(小林先生)

 

「私が提案するグーパー体操は、ギュッと握ってパッと開くグーパーを1分間繰り返すだけ。それだけで手に集まっている毛細血管を刺激するマッサージ効果があります。手のひらから全身へのポンプ機能も高め血流をよくし、全身の血管の若返り効果も」

 

手は全身の縮図とも言われている。臓器とつながりのあるツボがたくさんあるという。

 

「例えばグーを握ったときに中指が当たる「手心」(しゅしん)は血流を促し、血圧の上昇を抑えるツボです。ほかにもさまざまなツボがあり、それぞれに健康効果があるので、握るときに指の位置を少しずつ変えて、多くのツボを刺激してみましょう」

 

最新の研究によると、「握る」「つまむ」といった手の動きが脳の血流を増やし、神経細胞を刺激することがわかっている。

 

「一定のリズムで手を握って開くことで、脳内ホルモンの分泌を促し、脳を活性化させます。覚醒ホルモンといわれるセロトニンは記憶力や感情に関係します。グーパー体操によりセロトニンが増え、脳の活性化が期待できます」

 

「人差し指の爪を、もう片方の手で強くつまんでみてください。5秒ほど圧迫したあとに、つまんだ指をパッと離して爪の色を確認してみてください。すぐに爪の色が戻らなければ、指先の毛細血管の働きが悪くなっている証拠です。グーパー体操で“血管マッサージ”を施しましょう」

 

健康は手のひらから。小林先生の最新刊『死ぬまでボケない小林式グーパー体操』にはグーパー体操の基本と、より効果が高まる28のエクササイズが紹介されている。

 

グーパー体操で血管を若返らせ、脳を活性化させよう。

 

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『寝たきりでもできる! 死ぬまでボケない 小林式グーパー体操』

著者:小林弘幸(順天堂大学医学部教授)
価格:1,200円(+税)
出版:光文社
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