認知症を遠ざける簡単タコレシピ おつまみにもピッタリ
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【カルシウム】

骨の強化だけでなく脳細胞間の伝達経路の活性化を促進することで知られ、不足すると認知症の危険性が高まる。小松菜、シシャモ、ごま、チーズ、ヨーグルトなどに豊富に含まれる。

 

【ビタミンD】

不足すると認知症やアルツハイマー病になるリスクが約1.5〜2倍に高まるといわれる。しらすやきくらげ、サバ、すじこなどに多く含まれている。

 

「このほかに、認知症の原因となる脳内での老化物質の沈着を防ぐ働きがあるとされる、オメガ3脂肪酸を含むエゴマオイルやイワシなどの青魚も加え、バランスを重視したレシピにしました。プラズマローゲンは生、加熱に関係なく摂取できるので、タコは入手しやすいボイルした足でもOK」

 

タコを使った羽賀さんおすすめのレシピを紹介。

 

■チーズのカルシウムが脳の伝達能力UP「タコのカナッペ」

 

〈材料〉

・タコ(ボイル)…150グラム
・クリームチーズ…150グラム
・クラッカー…15枚
・わさび、白ごま…各少々

 

〈作り方〉

(1)タコは一口大にスライスしておく。
(2)15枚のクラッカーにクリームチーズ(1枚につき10グラム程度)を塗る。
(3)(2)にタコをのせ、お好みでわさびと白ごまを散らして完成。

 

クリームチーズのカルシウムが脳の伝達経路を活性化。わさびが苦手な人はのせなくてもおいしくいただけます。

 

■きくらげでプラズマローゲンの効果を増強「タコときくらげの春雨ピリ辛サラダ」

 

〈材料〉

・タコ(ボイル)…90グラム
・きくらげ…6枚
・春雨…60グラム
・きゅうり…1本
・A(砂糖、しょうゆ、酢…各大さじ1、ごま油…大さじ1/2、ラー油…適量)

 

〈作り方〉

(1)きくらげは水で戻し、沸騰したお湯で30秒ゆでてから千切りにする。
(2)春雨は沸騰したお湯で5分間ゆでて、水気を切っておく。
(3)タコはぶつ切り、きゅうりはタテ半分に切りスライスする。
(4)サラダボウルに(1)(2)(3)を入れ、よく混ぜたAをかけて完成。

 

きくらげに含まれるビタミンDがタコのプラズマローゲンをさらに補強。ラー油の量で好みの辛さに調節して。

 

■えごまオイルとくるみでオメガ3脂肪酸をチャージ「タコとオイルサーディンのくるみあえ」

 

〈材料〉

・タコ(刺身用)…150グラム
・オイルサーディン…1缶
・セロリ…1本
・くるみ(ロースト)…30グラム
・A(えごまオイル…100ミリリットル、ワインビネガー…大さじ4、塩、こしょう…各少々)

 

〈作り方〉

(1)タコはぶつ切り、セロリはスジを除きスライス、くるみは粗みじん切りにする。
(2)Aをすべて合わせ、くるみを入れて、よく混ぜる。
(3)タコとセロリ、油を切ったオイルサーディンを皿に盛りつけ、(2)であえて完成。

 

えごまオイルとくるみでオメガ3脂肪酸を重点的に補給。タコはボイルしたものを使ってもOK。

 

プラズマローゲン食材を一品でたっぷり取れること請け合い。ぜひ食卓で実食あれ。

 

「女性自身」2021年4月20日号 掲載

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