視機能低下に認知症も…“目の運動不足”が招く意外なリスク
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■最後は「顔傾けストレッチ」

 

【顔傾けストレッチ】

腕をほどよく伸ばした状態で顔を指に対して(1)斜め45度右上から、(2)斜め45度左上から、(3)斜め45度右下から、(4)斜め45度左下から、と顔を傾けながら、それぞれの視点で指を1秒凝視する。各1回ずつでOK。

 

※3つの眼球ストレッチはメガネやコンタクトレンズを装着したまま行ってもよい。もしも、めまいや気分が悪くなるなどしたら、すぐに中止すること。

 

■ピントが合わないときはまばたきをしよう

 

3つのストレッチは、毎朝、「歯磨きついで」に行うくらいがちょうどよいと本間先生はいう。

 

「朝行うことで1日スッキリとした視野で生活できます」

 

また、各ストレッチは「10回繰り返すのが理想」だそうだが、

 

「『10回では大変だ』、という方は、5回ずつでも構いません。無理なく、継続することのほうが重要です。ただし、やりすぎには注意してください」

 

「遠近ストレッチ」でなかなかピントが合いにくい人でも、心配はいらないという。

 

「必ずしもピントは合わなくても構いませんので、親指の爪を1秒間、凝視しましょう。ピントが合いにくい場合は、まばたきをすると焦点が合いやすくなりますので、何度かまばたきしながら行ってみましょう」

 

毎朝1分でできる3種類の眼球ストレッチを取り入れて、認知症を予防しよう。

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