【小林弘幸先生解説】コロナ禍の疲労をリセットする8つの習慣「木曜のランチを特別に!」
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【1】木曜のランチを少し特別にする

 

1週間でもっとも自律神経が乱れるのは木曜。水曜までは気力が持つことが多く、週末が控える金曜は気分も上げやすいが、木曜は疲労が蓄積し、心身ともにコンディションが悪くなりがち。お気に入りのカフェでお茶したり、プチ贅沢なランチをする“リセットデー”に。

 

【2】新しい趣味を見つける

 

ジョギングやウォーキング、写真を撮ってみる、草花を勉強するなど「新しい何か」にチャレンジしたり学んだりするのは、生活やライフスタイルの効果的なリセットボタンに。新しい趣味に没頭できる時間は日常に変化が生じ、前向きに取り組むことで心も整う。

 

【3】大掃除のついでに大胆な模様替えをする

 

整理整頓は心身をリカバリーする着実な手段。とくに身の回りを“一気に、劇的に”変えることは交感神経を和らげる効果がある。目に見えてスッキリする掃除だけでも心は整うが、せっかくなので大掃除の機会に部屋の雰囲気をガラリと変えれば、気分も見違える!

 

【4】「コロナが明けたら」の先延ばしをやめ、プチ旅行に出かける

 

「感染が収束したら……」が身についてしまった“先延ばしマインド”は、意識や考え方が凝り固まる要因。「とりあえず行動する」をキーワードに小旅行や気になっていたレストランやカフェに行くなど、少しずつアクションを起こすことで“なんとなく不調”も解消へ!

 

【5】部屋に花を一輪飾る

 

花や植物は自律神経を安定させるための心強いアイテム。不安だったり、落ち込んだりするのは交感神経が高ぶっているサインなので、花を一輪買って、部屋に飾ってみよう。身近な空間にその一輪があるだけで、心身の緊張がほぐれ、自律神経のバランスがぐんと整う。

 

【6】口の中で舌を、ほうれい線からあごに沿って、左右3回ずつ回す

 

交感神経が過剰に働くと、顔の表情筋が凝り固まり、脳の血流が悪化する。「疲れたな」と感じたら、舌を口の中で、ほうれい線からあごに沿って左右3回ずつ大きく回し、表情筋をほぐそう。マスクをしたままでできる、脳がリラックスするストレッチだ。

 

【7】ショーウインドーを見て、猫背になっていないかチェック

 

交感神経の働きが高すぎる状態が続くと、背中が丸まってしまう傾向が。気道が狭くなることで呼吸が浅くなり、血流も悪化。内臓が圧迫されて胃腸の働きも悪くなる。ときおり姿勢をチェックして猫背を改善すれば、深い呼吸により幸せホルモン「セロトニン」の分泌もアップ。目線が上がることで前向きな気持ちになり、自律神経が安定する。

 

【8】就寝前の3分間「呼吸の時間」を作る

 

呼吸は自律神経をコントロールできる唯一の手段。交感神経が高ぶると呼吸は浅くなるので、日中でも呼吸を意識する時間を持つことは大切。とくに1日の終わりである就寝前に3分間「呼吸の時間」を作ると、睡眠の質がグンと高まり、翌日まで疲労が残らない。背筋を伸ばし、まずは3~4秒かけて鼻から息を吸う。続けて小さく口をすぼめ、7~8秒かけて、ゆっくり息を吐く。これを3分間、繰り返そう。

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