「マスクで目が乾く」眼科医に聞いた“簡単すぎる対策&解消方法”
画像を見る マスクをする機会が増えるこの時季。目が乾きいやすい人は要注意だ(写真:Luce/PIXTA)

 

■入浴はシャワーだけでなく湯船にゆっくりつかること

 

また、女性に多い冷え性は油分が固まりやすくなるので、目にも大敵。

 

「手足が冷えやすい人は、ドライアイのリスクが高いです。入浴はシャワーだけで済ませず湯船にゆっくりとつかることが重要です」

 

ここまで確認したように、ドライアイの予防・改善には目の油分対策が大切だということがわかった。この油分対策に効果的な動きが今回紹介する“きつね目”運動だ。

 

「これはまばたきに必要な筋肉を鍛える筋トレです。まばたきをするとマイボーム腺から油分が出てくるため、まばたきは油分対策にとってとても重要。行う回数は1日5セット以上が目安です。

 

即効性があり、始めて1日以内には効果を感じられると思います。ただし、サボるとすぐ元に戻ってしまうので、ぜひ習慣化するようにしてください」

 

この運動の注意点は、まばたきをするとき上まぶたと下まぶたがしっかりとつくのを意識すること。

 

ここで、上まぶたと下まぶたがしっかりついていないと油分が出ないからだ。特にパソコンやスマホなどを見る時間が長いと、きちんとまぶたが閉じなくなっていて、まばたきをしているつもりでも、できていないことがあるというから要注意だ。

 

“きつね目”運動は1日5セットやってもかかる時間は1分程度と非常にお手軽。マスクが必須の今こそ習慣化して、ドライアイを防ごう。

 

画像ページ >【イラスト解説あり】マスクドライアイとは?(他3枚)

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